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無知な質問ですみません。子供にキーボードを教えていてふと思ったのですが、♯(半音高い)、♭(半音低い)は両方必要な理由はなんでしょう?
たとえば、シの♭ならばラの♯とするなどすれば片方だけで表現できるのでは?と思ったのですが。
音楽の知識は皆無なので、わかりやすく説明してください。

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2008-11-25 23:36:01
  • 1

回答してくれたみんなへのお礼

みなさん、このような質問に丁寧に答えてくださってありがとうございました。
迷いましたが、音楽音痴な私に一番わかりやすい説明だったReikochatさんをベスト回答とさせていただきました。
子供がもう少し大きくなって興味があるようならば、きちんと教室に行かないとダメですね。

簡単にシンプルにいきます。
まず音楽の基本はド レ ミ ファ ソ ラ シ ドです。
これは、どの調でも、必ず聞こえなくてはならない音です。

では、ヘ長調を書いてみましょう。
ファ ソ ラ ♭シ ド レ ミ ファ 。ドレミファソラシド全ての音が、綺麗に勢揃いして居るのが分かりますか?

では、この世界から、♭の存在を消してしまいましょう。
ファ ソ ラ ♭ラ ド レ ミ ファ。明らかに、1音足りませんよね。音にしてしまうと、分かりませんが、楽譜にして書いてみると、足りません。

では、ト長調ではどうでしょう。
ソ ラ シ ド レ ミ ♯ファ ソ。完璧な音の階段が出来ています。では、今度は、この世界から♯の存在を無くしてしまいましょう。
ソ ラ シ ド レ ミ ♭ソ ソ 。何か、奇妙に感じませんか??これが、♯と♭が存在する理由です。音にしたら、別に変わらない。でも、楽譜に書いてみたら、確実に穴だらけの音階になってしまいます。これが、♯4つや♭5つの音階となれば、よりでこぼこな奇妙な状態になってしまうのです。
音階は階段の様に、美しく連なって行くもので、落とし穴が会ってはいけないのです。その為に、♯と♭が必要なのです。

慣れたら、音を聴いただけで、♯か♭か、聞き分けられる様になりますよ。

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平均率ならばシの♭とラの♯はたしかに同じ音でこれを
異名同音といいます。
しかし、平均率以外の音では周波数的に違う音です。

平均率で奏れられていると思われる現代の音楽も
優秀なバイオリニストなどは違う周波数に引き分けてます。

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先ず、昔は例えば#ソと♭ラの音は違ったそうです。

現在は、一部の例外を除き
「A」即ち「ラ」の音を440サイクルと定め、実際にオーケストラなどの音合わせも「ラ音」で行います。
そしていつの頃からかは私は分かりませんが、
音階を、半音づつ均等にA~Aまでを12音に分けてしまった様です。

ハ長調で説明しますと、音階の幅はこの様になります。
ド   レ   ミ  ファ  ソ   ラ   シ  ド
 全音 全音 半音 全音 全音 全音 半音

では、ト長調つまり「ソ」から始まる場合、
                ソ   ラ   シ  ド   レ   ミ  ファ  ソ

                 全音 全音 半音 全音 全音 半音 全音

ハ長調と比べてみて下さい、音階の幅が1か所違っているのがお分かりだと思います。
同じ幅にするには、「ファ」の音を半音上げれば同じになりますね!
つまり、「#ファ」となります。

では、「ファ」の音から音階を作ります。
            ファ  ソ   ラ   シ  ド   レ   ミ  ファ
             全音 全音 全音 半音 全音 全音 半音

今度は、「シ」の音を半音下げると正しい音階になります。
つまり「♭シ」になります。

同様に、全ての音階を考えると、
「#」が一つ必要・二つ必要・・・・・・・
ト長調 ニ長調 イ長調 ホ長調 ロ長調 嬰ヘ長調 嬰ハ長調 となります。
「♭」も同様で
ヘ長調 変ロ長調 変ホ長調 変イ長調 変ニ長調 変ト長調 変ハ長調

尚、「嬰」又は「変」は、ハ長調の「ド」に当たる部分が「#」又は「♭」で始まっています。

五線紙の右側に#又は♭が書かれ、上記の様に色々な調がありますが、
メロディだけなら全て長調の曲は全てハ長調にしてしまえば簡単と思われるかも知れません。
しかし、クラシックの場合、例えば「ヘ長調なら田園風の趣がある」など、
調によってのイメージもあります。

確かに譜面上は「#ソ」と「♭ラ」は同じ音です。
しかし、その調に見合った譜面の書き方、その曲にマッチした音と云う観点から観ると
上記の二音は違う音と言っても良いかと思います。

私はフルートを習っておりましたが、上記の二音は譜面上同じ音なので同じ指使いでしたが、
曲によって、口と楽器の微妙な位置で、音を変える事もありました。

「#ミ」などと記載されている譜面もありました。

音楽は、譜面通りに間違いなく演奏すれば良いと云うものではありません。
作曲者の性格・作曲した時の心・時代背景などを理解した上、
プレイヤーがどう表現するか、聴き手がどのように感じるかと云うものと私は考えています。
音楽は、理論も表現も難しいものです。

お子様が早く上達されると嬉しいですね!

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ハ長調というのがシャープもフラットもつかないものであることはわかると思います。
つまり、ドレミファソラシドという音階が基本ベースにあります。
ではト長調の場合、ソを最初とする音階となり、ソラシドレミファ#ソとなります。ファにシャープがつきます。
もし仮に、ソのフラットとすると、まったく別のものになることは見れば分かるでしょう。
長調、短調の場合、基準があり、その基準にそって、シャープやフラットが割り当てられているので、どちらも必要なのです。
また、シャープやフラットは楽譜を見ていれば分かると思いますが、ナチュラルがない限り、その小節で有効となります。実際にシとシのフラットは同時に使えませんが、シとラのシャープは同時に使うことができます。

  • 回答者:とくめい (質問から40分後)
  • 1
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ピアノ、キーボード、オルガン等の鍵盤楽器は鍵盤で半音があり、
ギター、ベース、ウクレレ等の弦楽器はフレットで音を確定させる様になっています。
しかし・・・
同じ弦楽器でもフレットのない、バイオリン、チェロ、他等は指の腹と横で微妙に音が変ります。

この部分で♯や♭を弾き分けています。
昔はダブル♯(♯♯)やダブル♭(♭♭)という表記がありました。
この様に、微妙なニュアンスで半音ズラす為にややっこしい“半音音符”があります。

キーボードだけで考えると、当然の疑問ですよね!?

  • 回答者:ギター歴40年のオヤジ (質問から27分後)
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鍵盤楽器は共用ですが、弦楽器等の場合は、半音低いと半音高いは、
音そのものがちょっと違います。ソ♯とラ♭は、鍵盤楽器だと同じ音だけど、
弦楽器では違う音の扱いになります。
また、ハ長調とかト長調とか・・・の音階で言うと、♭の多い曲だと
控えめ・抑えめな演奏傾向が出るし、♯の多い曲は逆に、快活に速めに演奏する
傾向が出るそうです。(単調長調問わず)
作曲家はこの傾向をふまえて、同じ曲をどの調でつくるか考えたりしています。

  • 回答者:玲音 (質問から26分後)
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長調と短調と分かれます。
ハ長調でしたら..どれもフラットがないと考えますよね。
ハ短調でしたら..ミにフラットが入りますよね。

楽譜の最初にシャープがいくつ付いているか
同じくでフラットがいくつ付いているかで

この曲は嬰ハ長調=変ロ短調、ニ長調=ロ短調、嬰ニ長調=ハ短調、ホ長調=変ニ短調、ヘ長調=ニ短調、嬰へ長調=変ホ短調、ト長調=ホ短調、嬰ト長調=ヘ短調、イ長調=変ト短調、嬰イ長調=ト短調、ロ長調=変イ短調

と曲の長調と短調を知ることが出来るためです。

  • 回答者:長調 (質問から26分後)
  • 0
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ウケウリです。
♯はやや高め、♭はやや低めということで、
鍵盤楽器だと、黒鍵に共有させるしかありませんが、弦楽器のうまい人は弾き分けているとのことです。

  • 回答者:匿名希望 (質問から7分後)
  • 1
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

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