回数より接種の時期が大切です。
接種されたワクチンは2週間ぐらいで抗体となり
約5ヶ月効きます。また、毎年の流行期は大体11月から2月ごろです。
したがって10月をめどに国や製薬業者は医療機関で予防接種できる準備をします。
11月の流行期から逆算すると適当な接種時期が判るので
同じ時期に接種希望者が重なり、医療機関は混み合うことになります。
ここ2,3年は流行期が3月に来たりしますがそれは効き目が切れる頃と
重なりますので、そこまで考えて5月ごろまで効果を持たせようと
すると10月と1月というように2回必要かもしれません。
ただ、感染は、マスクや栄養など予防の効果のほうが大きいですから、接種よりも
日々の生活に気をつけることでイレギュラーな流行期対策とすることをお勧めします。
なお、子供が2回打つのは、体の負担を考えて一回当たりの接種量を
大人(0.5ml)の半分または3分の1にしているためであり
回数で有効性を増すという発想ではありません。