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量子暗号通信とはどんな物ですか?解りやすく教えてください。

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2011-07-19 00:02:48
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

ご回答有難うございました。
質問から30分以上経過し、十分納得の行く回答も戴きましたので、終了とさせて頂きました。(終了時間・0:52)
有難うございました。

量子暗号(りょうしあんごう、Quantum cryptography)とは、通常は量子鍵配送のことを指す。
完全な秘密通信は、伝送する情報の量と同じ長さの秘密鍵を送信者と受信者が共有することで初めて可能になる。
(ワンタイムパッドとよばれる方式を用いる。)この秘密鍵の共有を量子状態の特性によって、通信路上の盗聴を検出できることを利用して実現する。
安全性が計算量的でなく情報理論的であること、その基礎が量子力学という物理学の基本法則に基づいていることが特徴である。なお、商用に広く用いられる公開鍵暗号は解読に計算時間が膨大にかかるだけであり、完全な秘密通信ではない。量子情報理論の、現在のところ、ほぼ唯一の現実的な応用である。
なお、量子コンピュータを用いた公開鍵暗号方式を「量子公開鍵暗号」ということがある。例えばOTU暗号 (岡本・田中・内山暗号) はナップサック問題といわれるNP完全問題に基づいており、鍵を生成する際離散対数問題を解くために量子コンピュータを用いる
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8F%E5%AD%90%E6%9A%97%E5%8F%B7

===補足===
暗号通信
量子暗号通信とは、暗号化されたデータを見ること自体が不可能な、画期的な送受信技術です。
レーザー光から抽出した光子(光の粒)にデータを載せて光ファイバーケーブルを介して送受信を行い、データが盗聴されると振動方向が変化してデータ解読が不可能になるという技術。
これは量子力学に基づく、光子が独特に持つ物理特性を有効に利用したものです。
現在の通信暗号にはコンピューターを使った解読手法があり、実際には計算に数億年かかるので心配はなく、将来、超高速の量子コンピューターが実現すれば現実の危険性が生じかねない。
http://www.knayuhi.com/business/a40-15.html

量子暗号
量子力学の理論を用いた暗号技術。盗聴しようとすると内容が無意味になり、盗聴されたことがわかる「究極の」暗号技術。
量子通信ではデータを運ぶ媒体として光子の量子状態を利用する。量子力学の世界では、素粒子の量子状態にまったく変化を与えずに「観測」することは不可能である。このため、量子暗号を通信経路上で盗聴しようとすると、量子状態が変化してしまい読み出すことができず、また、途中で盗聴されたことが確実に検出される。送受信には通常の光ファイバーを利用し、一般的な光通信で用いられる1550nmの長波長帯を用いる。
数学的な計算困難性に基づく現在の暗号化技術は、強力なコンピュータが登場すれば解読されてしまううえ、通信途上で盗聴されてもデータ本体からそれを検知することはできない。量子暗号は原理的に解読不能な非常に強力な暗号と言える。
http://e-words.jp/w/E9878FE5AD90E69A97E58FB7.html

  • 回答者:匿名 (質問から6分後)
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この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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量子力学の不確定性原理を応用した暗号方式。
不確定性原理は、量子のある1つの状態を測定すると、量子は必ず別の状態に変化するという原理で、量子暗号を盗み見すると必ず変化してしまい、盗み見されたことが分かってしまう。
量子暗号通信では鍵に光子(フォトン)を使い、暗号文そのものは送らずに暗号の鍵だけを送り、盗み見のあった鍵は使わずに捨ててしまう。
そして、鍵なしには絶対に解読できない「ワンタイムパッド暗号」という暗号を後から送ることで、盗み見が不可能となる。
絶対的安全性を持つ次世代技術である。

  • 回答者:匿名希望 (質問から32分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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