③その他---あえて、どういう状態のものかを判定するのは避けたいです。
さて、話しは変りますが、おなかが痛いのなら、一般人にもわかるように、「きりきり」とか「差し込むように」とか具体的な説明が患者の人からなされると思います。
一方、うつの人の心理として、苦しいのをわかって欲しい、という心理があると思うのですが、他方で、この苦しさはうつではない人には分からないという心理があると思います。わかって欲しいなら、苦しいだけではなくて、もっと、一般人の感覚として分かりやすいように説明ができてしかるべきではないのか?とは思うのですが、そこまで自己分析ができないというのがこの病気の特徴ではないか?と思います。
つまり、うつの人も、自分の苦しさというものを、苦しいのはそうなんでしょうが、客観的に把握できていない可能性があるのではないかと思います。
ところが、うつが治った人は意外と自分のうつがどういうものだったか、それが適切かどうかはともかくとして、一般人の感覚に訴えるような言葉を使って、説明できる人が多いような気がします。
つまり、うつを治すには、自分が今、どういう苦しさなのかを、うつではない人にも説明できるくらい、自己分析できることが鍵になるような気がします。
ちなみに、うつの人には、病気と闘う人と、病気を受け入れようとする人の2週類のタイプの人がいるようですが、自己分析するには、病気を受け入れようとしない無理ですし、受け入れようとした人の方が結果としては良いようです。