電車の優先席で携帯電話の使用が規制されているのは
心臓の病気でペースメーカーという一定の電気的信号を与える機械を
心臓に埋め込んでいる人たちがかなりいるということで
保護しなければいけないと医療学会と交通業界が協力してやっている取り組みです。
携帯電話の発する電磁波がレースメーカーという機械に影響を及ぼすのは
25センチ以内であろうということが実験でわかりました。
実際に電車内で走行中それが原因で乗客が倒れてしまった場合
ラッシュ時はその電車だけでも2千人とか
その前後の電車にも大きな遅れが出てしまいます。
優先席には心臓病でペースメーカーをつけた人が危険を避ける目的で座っていることがあるのです。
ですから、できるだけ優先席付近では携帯電話が作動しないようにすることが、そういう人たちを守ってあげることができるし、自分にも被害が及ばないようにすることができます。
また車内で通話しないように案内しているのは
大きな声でしゃべっているとまわりの人がイライラしてしまい
時にはけんかや傷害事件や殺人事件に発展してしまうからです。
これも電車が遅れる原因となってしまいます
自分が損をしたくなければ相手に断ってホームで会話するとよいでしょう。
しばらく車がこないであろう赤信号をゆっくり渡るのは事自己責任だと思いますが、自分から心臓病の人たちを危険に追いこむ行為はやめた方がいいでしょう、バチが当たるかもしれません。
相談者の方は決してそのようなことをするはずはありませんが。