親しらずが斜めに生えている上に、頭しか出ていない状態、それと一緒に嚢胞があるから、いつかどうにかしなきゃいけないものなら、切除したほうがいい・・といわれ、ただ、掛かり付けの歯科に口腔外科の設備がないから、大病院を紹介するので。。といわれて、2つほど紹介していただいたうちの一つを選択して手術の形をとってもらつたことがありました。
歯科大学の付属病院だったのですが、、じつは、大変でした(苦笑)。
手術担当は、インターンの先生でした。付添に経験の長い先生はついていたものの、どうも、思った以上に根が深く、歯が動脈にものすごく近かったらしく、歯を取り除くことができずに、口を開いたまま3時間でした。
麻酔の切れる時間をすぎても、終わらないために、追加で麻酔をうち、途中でその先生が、偉い先生を呼びにいって相談しているときには、もう不安で(苦笑)。。そんなときに、
「結構時間が長くなってしまっていますし、このまま続けますか? それとも日を改めますか??」と。
改めようが、またやらなくちゃいけないのに、二度同じ思いはしたくないし、と、どんなことしてもいいので、抜いちゃってくださいと、先生に告げました(苦笑)。
私の場合は、痛み云々よりも、顎関節症気味だったので、終わったのちに口が閉まるのか??という心配のほうが大きくて、削る痛みよりも、顎の痛みのほうが心配が大きかったんですね。
そのあたりが問題なくすんだだけでほっとした覚えはあります。
ただ、、その後、痛みどめはもらったものの、2,3日後から痛みがひどすぎて一睡もできず、それが続いたので、さすがにたえきれず、後日診療をまたずに大学病院に行き、数時間も待って診療してもらったんですね。
なのに、先生は、「なんともないから大丈夫ですよ。」と一言。1分の診療でした。
それでも、その後も痛みで夜も眠れず、そんな日が続いて、さすがに耐えきれなくなって、ネットで自分で調べてたんです。
症状からドライソケットって名前が出てきて。
翌日もとにかく我慢できないくらいの痛みで、病院に行き、「ドライソケットでは?」と聞いてみたんですが、「たんなる術後の痛みだから大丈夫」といわれてしまい。
あまりに納得がいかないので、ネット上のドクターに相談しました。
返事は「明らかにドライソケットの症状なので、一度みてもらったほうがいい」といわれ、翌日、かかりつけの歯科にいきました。
そこで初めて先生には、「そのとおりだ。よく今まで我慢できたね。痛かったでしょう? もっと早くこっちにきてくれればよかったのに。先生を指定して紹介状書けばよかったね。もうあちらの病院はいかなくていいから。ごめんね」といわれました(苦笑)。
私の場合は、さまざまな障害が重なってしまったのはあるかと思います。
ただ、大学病院のように施設が最高に整っているから・・といって、必ずいい腕をもっている先生にやってもらえるか・・っていうと、また違うんだ・・というのを初めて感じました。
ただ、私が手術している間に、他の患者さんは、みなどんどん終えて帰っていくし、状況は様々。。
大学病院などに、単なる紹介状・・としていくと、インターンの先生などにあたることもあります。
もちろん、これが、必ずしも悪い結果になるとは限らないし、長年の経験がある先生がいい腕があるか・・というとそれも別かなと思うのて、何ともいえませんが、信頼できるかかりつけのお医者様がいるのであれば、まずはそこにいって相談するのが一番かと思いますよ。
まとめると、治るまでの期間は、手術~痛みが完全にとれるまでの期間、2週間。手術中は、とにかく口をあけっぱなしで、診察台の上に。病院は小さな視界からの紹介状でした。
かかりつけのお医者さんがあって、そこでできるなら、それが一番。
でも、できずに、他の病院にいくなら、先生に、信頼のできる先生・・を指定していただけるなら、それがまずは一番かと。
手術中の痛み自体はさほどなかった・・記憶があります^^;
歯って風邪と違い、ほおっておいても治らないので、よいお医者様。。みつけてくださいね。
抜いた後に気をつけること・・といえば、そのドライソケットで、抜歯後の傷は血液がゼリー状になったもので塞がれるんですが、ウガイしすぎや傷を気にして触ることにより、血餅が十分に形成されなかったり脱落してしまうと、傷口がそのまんま表面に出たままになって炎症を起こしたり・・になり抜歯後の痛みとは違う痛みになるので気をつけくださいね。
私の場合は特別な形かもしれないので、すこしでも参考になるといいのですが・・。