ディーゼルカーはどの程度のエンジンがついているのでしょうか。ディーゼル機関車でなくて一般的な客車のもので教えて下さい。|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

いわゆる「気動車」に搭載されているものとしては、以下のものがあります。

DMF15系エンジン

http://ja.wikipedia.org/wiki/DMF15%E7%B3%BB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3

DMH17系エンジン

http://ja.wikipedia.org/wiki/DMH17%E7%B3%BB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3

DML30系エンジン

http://ja.wikipedia.org/wiki/DML30%E7%B3%BB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3

これらのエンジン形式は、性能表示でもあり
例えば、DMH17H形では
・「DM」はディーゼルエンジンを表す「Diesel Moter」の略である。
・DMの次に来るアルファベットはAから順に1、2、3・・・の順でシリンダ数を表す。Hはアルファベットの8番目なので、8気筒である。
・数字はシリンダ容量（単位はリットル）を表す。
・数字の直後のHは、横型エンジンであることを表す。（縦型エンジンにはHの表示はしない）

これらから、DMH17H形は「8気筒、シリンダ容量17リットルの横型ディーゼルエンジン」であることが分かります。

同じように、DML30HSE形は
・基本的に表現方法は上のDMH17H形の場合と同じで、Lは12気筒、30はシリンダ容量（30リットル）、Hは横型エンジンを表す。
・横型を表すHの直後のSはSupercharger（過給機）の略で、過給機付きエンジンすなわちターボエンジンを表す。
・基本形式から同系列内で改良されたエンジンについては、Aからアルファベット順に最初の改良形はA、2番目の改良形はB・・・の順で文字を付ける。この形式の場合はEなので、5番目の改良形、基本形を含めるとDML30HS系列の6番目のエンジンということになる。

これらから、DML30HSE形は「12気筒、シリンダ容量30リットル、横型でターボ付きディーゼルエンジン」であり、DML30HS系列の 5番目の改良形式エンジンであることが分かります。

また末尾記号で「-G」と付くものがありますが、
これは走行用ではなく、発電専用であることを表しています。
（DMF15HS-G形など。走行用エンジンが発電の用途を兼ねている場合は、原則として「-G」の文字は使用しません。）

※『国鉄気動車開発史　概論』より引用しました。

回答者：知識人 (質問から11時間後)
1

質問

ベスト回答

回答

回答

回答

回答

回答

関連する質問・相談

Sooda!からのお知らせ