きっと喫煙に対する依存度が低い人なのでしょう。だから、今の世のようにタバコを吸える場所や時間が減り、吸いたいときに吸えない苦しみをそれほど感じていないのでしょう。
私は喫煙に対する依存度が高かったので今の時代で喫煙者でいることのストレスに耐えられず、つまり吸いたいのに吸えない苦しみから逃れるためにタバコをやめました。小遣いのうち占める割合も高いし、いいことはひとつもないように思います。家の中も車の中もすごく汚れます。とにかく喫煙はあなたの身体を中心に悪いことばかりを運んでくる最悪のものだということを強く認識することから始めましょう。意思の強い弱いの問題ではなく認識があるかないかの問題です。そして、喫煙者であることがつらいか否かの問題ともいえます。
喫煙者であることは、お金を払って、不幸を買っているようなものです。あなたはそれでも毎日の不幸やストレスの元になるものにお金を投じるのですか。
想像してみてください。自分が喫煙から自由になった様子を思い浮かべるのです。もう、喫煙者であったときのストレスや不幸はなくなるのです。毎月タバコに投じていた費用も丸々手元に残ります。素晴らしく、活力のある明日が見えてきます。その思いを強く念じて最後の一本を吸いましょう。「これを吸い終えたら最悪の習慣から開放される。タバコ代が丸々自由に使える小遣いになる」と念じて吸うのです。そして吸い終わったときに達成感を感じましょう。後は子供の頃のようにタバコを吸わなくても幸せな時間を過ごすだけです。