実家は京都にあり、ずっと京都の実家の住所が本籍地です。
25歳の時に仕事の関係で上京し、その後、京都出身の女性と結婚しましたが、その際、改めて本籍地の設定が可能という案内がありました。
その女性も実家が京都であったので、本籍は京都に残しています。
いろいろな手続きをする際に、実家の母に戸籍謄本、抄本などの発行に際して母親の世話になることがありますので、大変迷惑を掛けていますが、現在、一人住まいの母親にとっては、それが息子夫婦との繋がりでもありますので、本籍地京都でそのままにしています。
ご自分の都合だけでいうと、お住まいのあるところを本籍地とすればよいと思いますが、実家との距離感や実家の皆さんの考え方もあろうかと思いますので、ご自分で決定するまえに、一度、ご両親と相談されることをお勧めします。
両親は、もともと鹿児島出身で京都にでてきたのですが、夫(私の父です)の死後、各種の事務手続きに何かと不自由があるので、本籍地を鹿児島から京都に変更しましたが、母親にすると、結婚して籍を抜くときより、本籍地を変えることのほうが大きな思いがあったそうですから。
もちろん、故郷の親戚からも相当意見(鹿児島を捨てるのかとか)を言われたようです。育ってきた世代が異なるとはいえ、故郷を思う気持ちは同じのようですから。