世襲議員が多すぎるのは、いいことではないと考えます。
だからといって、公職選挙法で世襲候補の立候補を制限するのは、
参政権がからんでくるので、憲法との関係で無理だと考えます。
問題は、選挙で投票権を持っている「国民」にあると思います。
憲法では、主権は国民にある、ということになっています。
でも、平均して、その国民の約半数が選挙のときに、投票しないことが問題ではないでしょうか。
国民が選挙のときは必ず投票しに行くようにし、自分の意思を表明することが先決だと思います。白紙投票も意思表明の一つです。
投票率が100%に近い状態で、世襲候補が当選するのであれば、国民の信任が得られたということで、構わないと思います。
しかし、小選挙区の現状は、投票率が50~60%で、そのうちの1/3くらいの得票で当選している、つまり、有権者の20%以下の支持で当選しています。
これでは、国民(有権者)の信任が得られた、と言えないのではないでしょうか。
世襲候補(議員)が多い理由は、国民にあると思います。