すべてのカテゴリ » 知識・教養・学問 » 知識・学問 » 経済・産業

質問

終了

マネタリズムとは何ですか?解りやすく教えてください。

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2011-04-29 00:10:15
  • 9

回答してくれたみんなへのお礼

ご回答有難うございました。
質問から30分以上経過し、十分納得の行く回答も戴きましたし、後続の回答も無いようなので終了とさせて頂きました。(終了時間・0:51)
有難うございました。

米国のミルトン・フリードマンを中心とする経済学で、ケインズ的な裁量的経済政策に反対し、新古典派のように自由な市場に経済を委ねるべきであり、政策は物価安定のため貨幣量の増加率を一定率に固定するにとどめよ、という考え。実証的研究の上に立って、長期的には、実質国民所得の成長率は技術進歩や労働供給などの実質要因によって決定され、通貨量の変化はもっぱら物価の動きを左右するという考えから、物価の長期的安定を図るため、貨幣量の増加率を適切な率に固定すべしとする。この点から貨幣数量説の復活といわれ、ケインズ的失業対策の有無にかかわらず、長期的には経済の自己調整力で自然失業率の水準を回復するとした。
http://kotobank.jp/word/%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0

===補足===
米国の経済学者ミルトン・フリードマンによる実証研究をもとにした経済政策の考え方。
政府が貨幣量を上昇させても、長期的に見ればインフレを招くだけであり、実質国民所得は高まらない。従って貨幣量は長期的な経済成長に伴った一定の率で増加させるべきだとする主張。
失業率の水準に関しても長期的には経済の構造によって自然に回復する。
市場経済に政府はあまり介入せずに自由な競争にゆだねていけば技術進歩や労働供給などの実質要因によって成長ができるとしている。
新貨幣数量説とも呼ばれ、支持する人をマネタリストと呼ぶ。
フリードマンは政府による積極的な財政政策や金融政策によって有効需要を創出しようとするケインジアンの理論を批判した。
マネタリズムは米レーガン大統領期の経済政策であるレーガノミックスをはじめとして、1980年代の主要国の政策に影響をもたらした。
http://m-words.jp/w/E3839EE3838DE382BFE383AAE382BAE383A0.html

財政政策を重視するケインズ経済学と対比して使われる。
マネタリズムの特徴的な政策主張は、通貨供給量を長期にわたって一定率に保ち(k%ルール)、市場の価格調整による安定化機能を活用することで、物価は安定して実体経済は均衡を持続して成長するとしている。また、古典的な貨幣数量説とは、通貨需要関数の相対的安定性を前提としている点では共通しているが、所得と通貨の間の機械的な関係を想定しないという点で異なっている。
http://secwords.com/%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0.html

マネタリスト
マネタリストの理論および主張の全体をマネタリズム(monetarism)と呼ぶ。
詳しくは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88

  • 回答者:匿名 (質問から7分後)
  • 7
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

関連する質問・相談

Sooda!からのお知らせ

一覧を見る