逆立ちは、胃下垂に効果ありますか？実体験以外の、理由つきでお願いします。|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

逆立ちをしている間は一時的に苦痛(胃もたれ感、腹部不快感等)を和らげる効果は期待できますが、逆立ちを継続するのも苦痛になる場合も有りますし、逆立ちをやめれば暫くして元に戻ります。支えられていた胃が元の位置に戻ってしまうからです(他の内臓や内臓脂肪や筋肉で支えられていますから)。

元々、胃下垂の場合は胃が弱っている事もあり、その状態で逆立ちをすると逆流性の食道炎を起こす可能性も有りますし、胃下垂に伴う自律神経症状(倦怠感、めまい、肩凝り等、冷え性)は逆立ちでは回復できませんし、他の自覚症状(悪心、腹部膨満感、食欲不信感)等は促進される可能性も有ります。

それを理解した上での一時的な対応であれば構いませんが、それよりもストレスや生活の不安の解消、適度の運動による『軽い』緊張の継続、生活習慣の改善→規則正しい生活に努める、適度の内臓脂肪を付ける、適度の腹筋を付ける、腹部を極端に冷やさない等の対応の方が好ましいと言えます。

また自覚症状の無い胃下垂は治療の対象にはなりませんが、自覚症状の強い場合は合併症等(例えば胃潰瘍や癌等)を検査した上で医師の診断を仰ぎ正しい指導を受けた上で、重度の自覚症状がある場合は食事療法や薬物治療に移る事となります。

この場合はエステ等で良く見られるような出鱈目な運動やマッサージは避け、正しい治療を受けてください。間違った対応で胃アトニーを併発すると、本格的に治療をしなくてはならなくなります。

詳しい事は主治医等に確認をしてから実践してください。

回答者：水辺遊@まだ沈没中 (質問から17時間後)
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