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質問

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僧侶の方に、お彼岸について質問します。
彼岸の中日にお墓参りするのは、太陽が真西に沈むため「あの世」の方角に向かって拝めるからだと聞いたことがあります。
がしかし、お墓参り・仏壇参りなどでは必ずしも真西に向いているわけではありません。
この意識の差異はどういうことなのですか?

また、最近のお墓分譲のチラシを見ると
高額分譲は西向きよりも東南向き(住宅みたい)
最近では方角についてはどうでもよくなってしまっているのでしょうか。
分かりやすい説明をお待ちしております。

  • 質問者:葬式仏教
  • 質問日時:2010-09-21 08:19:38
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

とても分かりやすい説明を頂き有難うございました。
疑問だらけなので、またの機会にUPしますので、その節にはどうぞヨロシクお願いします。

寺の住職です。
お彼岸にお墓参りするという習わしは日本独特なもので、どこにも説かれていないことです。中日は、太陽が真東から昇って真西に沈むということを、仏教の「中道」という教えにたとえているだけです。太陽を拝むことではありません。ですから、方角がどうこうということは全く関係ありません。
また、お墓やお仏壇の向きに良し悪しなど仏教にはありません。お墓は立地によって向きを揃え見た目を重視しているだけだと思います。仏壇も家の造りで向きは様々です。どこかの霊能者に言われたからと、家を変えてまで仏壇の向きにこだわった人を見てきましたが、いまだに迷いの生活をおくっています。仏教は、人を惑わせる教えではありません。ですから方角にこだわることはありません。

===補足===
もしよろしかったら
http://www.mangyoji.jp/

  • 回答者:のぶやま (質問から4時間後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

毎度分かりやすい説明を有難うございます。
私自身、こうあるべき、みたいな仏教のお作法に縛られているため
お盆やお彼岸が来るたびに疑問を持っていました。
まだまだ分からないことがあるので、別枠で質問させてください。

並び替え:

方角にこだわる考え方はむしろ風水の影響があると思います。
仏教の教えといっても、日本の場合は風水がかなり入っていますので、
西に向かって拝む、という考え方は、仏教でいう西方浄土の信仰です。

東南向きというのは、風水で言う、君子は南面して・・・というあれじゃないでしょうか。
仏壇や、神棚も、東向きか南向き、といいますので。
日本の仏教はいろんな時代にいろんな考え方が入ってまざったものですので、
「仏教」ということだけで、整合性を求めることはできないと思います。

  • 回答者:匿名 (質問から12時間後)
  • 0
この回答の満足度
  
回答ありがとうございました。
お礼コメント

あなたはどちらの宗派に属する僧侶ですか?
補足がない場合、低評価とさせていただきます。

浄土真宗の場合ですが、
浄土真宗では「四方浄土」と言いまして
どちらの方角でもかまわないということになっています。

他宗の場合では
「西方浄土」というものがあり
質問者様が仰るように西向きを勧める場合もあります。

また、「北は涅槃の方向」という考え方もあり

「日照時間の一番長い南の方角に向け墓を建てる」


・・・という解釈もあります。

つまり、どちらがいいというのは「無い」とも言えます。


できる事でしたら
代々継がれてきた本家の宗派の様式に
合わせられる事をおすすめいたします。

  • 回答者:匿名 (質問から3時間後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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