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携帯電話が普及してから電磁波で体に影響がでた人はいるのか?

  • 質問者:yy
  • 質問日時:2010-09-14 02:18:50
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下の電磁波 (質問から13時間後)さんのように電磁波に極度の恐怖心を抱く人もいるのでプラシーボ効果(恐怖心が体調に影響を及ぼすこと)が無いとも言い切れません。
電磁波 (質問から13時間後)さんには「お気楽なおつむ」と言われましたが。

ただ、基本的に多少電気について知っている人ならば、そういう論調が如何にアホらしい事か判っているはずです。
まず、ショウジョウバエの実験結果ですが、これは事実です。但し実験論文に書かれている環境は2.5GHz帯、しかも200~500Wクラスのエミッション強度を持つ電磁波に言及しているという事を無視しています。ハッキリ言えば電子レンジの中です。そりゃダメですよ。逆に羽化奇形が起きないようなら調理もできませんね。
これを500~1.5GHz帯、1Wクラスの携帯電話に当てはめる神経がおかしい!

電磁波放射強度(エミッション)は距離に反比例しますし、物体の通過で減衰します。減衰した分は熱になりますが、人体のあらゆるところに水分が流れているため、水冷され細胞にダメージが残りません。
昔大学の実験室でハイパーサーミア(電磁波を一箇所に集め、ガンの温熱治療を行う)の動物実験を行なっていましたが、血流の影響で何度やってもうまく行きませんでした。温泉から上がったばかりのような、ちょっとのぼせた状態になるばかり。修論書くのに非常に苦労しました。
横道にそれましたが、その減衰した残りがペースメーカー等に入るわけですが、ここでイミュニティ耐性というものが発生します。CEマーキングを取りたいならこのイミュニティ耐性を充分に(影響がある強度の2~3倍)とっておかなきゃいけないわけです。

ケータイなんぞで誤作動なんかしないよ。

もっとも、例外はあって、「体から暴露させて密着」、かつ「本体ではなくリード」、「電源OFFからONにする」という場合はペースメーカーの種類(センシング型と言われる心臓の鼓動に同期するタイプ)によっては可能性が無きにしも非ず。といったとこです。
まあ、ケータイ電波やその高調波が影響を及ぼすためには、もっともっと低い周波数でなくてはいけないんですけどね。桁5~6個くらい。

ちなみに私はペースメーカーの設計はしたことがありませんが、人工呼吸器の設計には10年程関わっていました。このような都市伝説が広まっていることには技術屋として憤りを感じます。ケータイより商用電源や高圧電線(電車の架線含む)の方が影響大きいでしょ。

まあ、電磁波 (質問から13時間後)さんの書かれている通り、無いことを証明するのは悪魔の証明になりますからね。それを求めるのは現実的じゃないですね。

===補足===
まず質問者さんにお詫びです。本文、補足含めどちらかというと下の方に対する投稿となりますので、私の回答に対する評価は1でお願いします。

放射能については専門外なので、あくまで座学の知識程度しかないのですが、数THz以上の電磁波には水を電離させる作用があり、体内に入ると血液(体液)中の水分から結果的に過水が生じ、これがDNAを酸化させて戻らないダメージとなる。これが被曝の原理だったと認識しています。
ケータイや電子レンジで使われる数GHz帯の電磁波にはそこまでのエネルギーが有りません。いわゆるX線とかは数THz帯であり、「電波」とは桁が3つ違っています。
その為、一般的に考えるとショウジョウバエのケースでは温度上昇によるタンパク質の変性が原因(物理要因)であると思われます。共振でもありません。共振周波数が全然違います。

いつの間にか電波(~数THz)からX線やガンマ線(数THz以上)に話が移ってしまったのは残念です。私の経験では太刀打ち出来ない世界ですから。
本文を簡単に説明すると、ラジオのように電波受信が目的な製品は”電波を受信しやすい”ように作ってある。それ以外の製品は”受信しにくいように”つくってある。という事です。電波はエネルギーが弱いので、空気中の分子を押し退けて遠くまで飛ぶ力が無い。よって電波を発する機器からの距離が遠くなればなるほど弱くなる。人体に侵入する際にも人体の分子にぶつかって弱くなる。弱くなった電波は”受信しにくいように”作ってある機器に影響を与えない。という事です。

安全率をどう見るか。というのは有るのですが、6σで95%はカバーしているので、安全率2倍として12σなら100%。というのが「合理的な」リスク管理です。もちろん特異点があるので100%カバーしているわけではありませんが、それを言い出すと安全率x3にしてもx10にしてもカバーできる保証がないという事になります。宗教ですね。x3宗派とかx4宗派というのはエンジニアの世界でもありますが。
※σは「分散」のことです。高校数学レベルの話です。

久しぶりにsoodaでもおもしろい回答を見ました。最初に毒電波と言ったことに付いては撤回し謝罪します。

  • 回答者:とくめい (質問から20時間後)
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ペースメーカーや医療機器の誤作動を問題にして、携帯を絶対使用禁止にしているのは日本だけです。
もし携帯程度の電磁波でしかも丸一日使うことは無い訳なので、高圧電線の下に住んでいる人の電磁波の被爆量、や電波塔近くに住んでいる人の電磁波の被爆量はどうなのでしょう、携帯がいくら脳に近い位置で電波を出すと言ってもTVはメガワットですから数ミリワットの携帯から比べれば数億倍の差がある訳です、送電線にしても数百メガワットの送電をしている訳ですから損失分は電磁波として出ている訳です10~20
メートルの距離で数キロワットの電磁波を連続して受けていると言えなくもないし(ラジオの電波が受信できない程、携帯ではありえません)、家電品でも数ワット位は放出しているものもままあります、電磁調理器なんてまさに電磁波を鉄やステンレスに流して加熱する機械ですから出ない筈はないのですが、被爆量としては安全値内に楽に入っています、当然携帯も安全値無いです、だいたいあの小さな電池であれだけ長時間話せる訳ですから、そんな大きな電波の出力が出せる訳無いのです。

  • 回答者:匿名 (質問から14時間後)
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ペースメーカーは携帯電話作動中みだれるのでペースメーカーを装着している人にはもろ影響があるでしょう。

健常人の場合は、携帯電話で影響がでるかというのは証明は難しいかもしれません。逆にないというのも証明は難しいでしょう。

実際問題としては日常生活に電磁波は電子レンジ、IHクッキング・TV・ラジオ派、高圧電線などで飛び交う生活をしているのでどれが一番影響があるかわかりません。

下の回答者:とくめい (質問から8時間後)のようにお気楽なおつむの人も世の中には大勢いるので少し電磁波の影響について補足します。
台所用に電磁波防護のエプロンやOA用のエプロンがあるのは根拠の無いことではなりません。

電子レンジ(マイクロ波:極短波長の電磁波)ではショウジョウバエの孵化実験で距離の二乗に反比例して羽の奇形が現れた実験があります。

IHクッキングレンジにしろ蛍光灯、電子レンジにしろ、パソコンにしろラジオを近づけると放送に雑音が混じるのを経験した人は多いと思います。
で携帯電話を同様にラジオに近づけるとやはり放送に雑音が混じります。

携帯電話も人体に影響がゼロかといえば、電磁波が出ている以上ないと証明することは困難ですが、具体的にどれだけ出ているかとなると24時間耳や身体に密着させて作動させているわけではないので疫学的な調査も統計もとれないということです。

他にもいくらでも身体に害になるものが多い中で携帯電話の影響を取り立ても意味が無いけれども、ペースメーカーを装着した患者の近くとか精密機器の側ではマナーを守ってオフにしましょうと蛇足します。

===補足===
とくめい (質問から20時間後)さんは技術屋さんらしくなかなか詳しそうですね。
ただ、難しいことを簡単に説明できないところが少し残念です。学会の討論でないのでなじみの無い言葉の羅列で安全といわれても一般の人は納得しませんよ。

誤解が1つ、電子レンジで奇形のショウジョウバエが生じたのは、マイクロ波の水分子の振動による体温上昇起因と誤解されたようですが体細胞の物理的な染色体損傷によるものです。
紫外線も放射線もX線もそうですが水分子の振動だけでなくDNAを物理的に損傷させます。
DNAの損傷に関しては数種類の修復機構により速やかに復元され厳密には異常が生ずるには閾値があるはずですが、遺伝子の障害リスク管理では安全側に立ち、閾値がなく比例関係があると仮定して有害なエネルギーと異常発生率を推定します。

そうやって決められたのが管理基準が放射線の自然被曝許容量であり、放射線管理区域の従事者の被爆許容線量です。
従事者のほう許容被爆量が多いが癌になるかといえば通常なりません(なったら大変だ)

電子レンジとショウジョウバエの実験結果を携帯電話の人への影響にそのまま当てはめることはもちろんできませんが、通話時間の長さや頻度など千差万別です。
一般論としては、電磁波のエネルギーが小さくて人体に影響のでる閾値以下
かもしれませんが、リスク管理の立場からしたら遺伝子損傷のリスクが無いとはいえない。DNA修復酵素の量的な個人差や特定の修復酵素の欠損した個体もいるため。

ただ、繰り返しになりますが他の電磁波や電波・放射線の飛び交う環境の中ではどれが一番影響があるのかは分からないのでそれだけを特に気にする必要はないということ。

蛇足的に言えば、放射線や電磁波などでリスク的に染色体損傷に一番影響があるのは医療被曝で携帯電話の比ではありません。
胃のバリウム検査>>胸部レントゲン>>歯科軟X線です。
バリウム検査の被爆ならば1回でもリンパ球の数に変化が見られます。

  • 回答者:電磁波 (質問から13時間後)
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本当に因果関係があるかは証明されてないですが
影響が出たと訴える人はいますね。

  • 回答者:匿名 (質問から11時間後)
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いないでしょう。あれは単なる杞憂だったようですね。

  • 回答者:とくえみ (質問から4時間後)
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