新幹線のぞみです。
遠方の大学に行っていたとき、帰郷するのにいつものぞみを使っていました。
座席も快適で、右の窓際(瀬戸内海側)の席を取って、車窓の景色の変化を眺めながら帰るのが好きでした。
九州平野の開けた景色から、中国地方に入ると低い家々と田畑が連なり、
近畿に入ると田畑が減り見慣れたゴミゴミした景色に、神戸が近づくと海が見えて、
工場の赤白の煙突群を見ると、故郷に帰ってきたなぁ~と懐かしさでいっぱいになったものです。
煙突の風景の懐かしさにひたっているうちに、大阪梅田の高層ビル群が見えたら、降りる駅。
乗った駅とは空気が違い、母語(大阪弁)が飛び交う騒々しい故郷の雰囲気に、
まるで異国から帰ってきたときのような、なんともいえない安心感を感じました。
博多~新大阪の間、駅に停車するたびに、乗降客の方言が微妙に変わっていくのを聞くのも面白かったです。
各都市に停車しながら長距離を高速移動する、新幹線ならではの醍醐味ですね。
こだまはちょっと遅すぎて、途中で寝ちゃって景色が見れませんでした^^;
- 回答者:ひかりはギリギリOK (質問から47分後)
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