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質問

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お通夜に行くときの服装ですが、一般的に喪服を着ていくのはまるで故人が事前に死ぬ準備をしていたかのようで失礼にあたると昔から聞いていましたが、最近は喪服を着てこられる方が多いように思います。
またこちらの質問などで喪服をすすめられている回答も見かけます。
急なことにあわてて駆けつけた、ということがわかる簡素な服装が正しいマナーであると思っていましたが、知らないうちに風習が変わって喪服で行くことが一般的なこととされるようになったのでしょうか?
実際のマナーはどのようになっていますか?
できれば確かな知識をお持ちの方のご意見を伺いたいです。
が、根拠があれば推測のご意見でもかまいません。
自分の思っていた一般常識の概念が混乱して困っています。
どうかよろしくお願い致します。

  • 質問者:水樹
  • 質問日時:2009-04-22 02:08:39
  • 19

回答してくれたみんなへのお礼

皆さんたくさんのご回答ありがとうございます。
とても勉強になりました。
しばらく通夜に出る機会がなかったので気づきませんでしたが、いつのまにか慣習が変わっていたのですね。
どの方の回答も大変すばらしく今回はベスト回答を非常に迷ってしまいました。
いつもは自分の判断で決めるのですが、今回はとても決められないので皆さんの客観的判断を信頼し、拍手の一番多かった元葬儀関連業者様をベスト回答とさせていただきました。が、どの方の回答も遜色なくすばらしかったです。
どうもありがとうございました。

通夜の連絡を受けたタイミングの問題なんです。

今日では死亡診断書や火葬埋葬許可証の都合、火葬場の都合などの事情で
死亡してから通夜を行うまでに時間がかかります。
そのため通夜の1日以上前などに連絡を受けることが多いですから
当然用意ができるので、きちんと喪服で行くのです。

事前に死ぬ準備をしていたようで失礼、というのは
危篤状態で連絡を受け、そちらに向かう途中で亡くなった場合ですね。
極端なことをいえば、危篤の段階で病院に駆けつけるのに
喪服で行ったら大変失礼ですよね?

また、数日前にお亡くなりになっていたとしても
何かの事情で連絡が通夜当日に来た場合、これも簡素な服装です。

ようは自宅にいる際に通夜の連絡を受けるなど、
連絡を受けてから一度自宅に戻っているのが自然であるなら
通夜には喪服で向かう、とお考え下さい。
戻っている暇がないはずなのに喪服で行くと準備済み=失礼、ということになります。

  • 回答者:元葬儀関連業者 (質問から37分後)
  • 15
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本来ならお通夜は質素な服・・・というのが正しいマナーですが、
昔のようにその日に亡くなってすぐにお通夜・・・というのが少なくなったためか、
亡くなってから1~2日後にお通夜ということも増えてきていると思います。
(特に会社関係は多いのではないでしょうか?)

そのため、本来の「急なことで急いでかけつけた・・・」とはいえず、
前もってわかっている不幸という意味で喪服を着て来られる方が増えたのではないでしょうか?

あと、お通夜の場合、質素な服でよいというマナーを知らない人が
そもそもいるという事実もあります。
お通夜・葬儀の弔事=喪服が正しいマナーだと思っている人が多いんでしょうね。

あと、こういうマナーを知っていても、
最近は喪服を着てきている人が多いため、
一人だけ浮いてしまうのが嫌だから
自分も喪服をきておこうというのもあると思います。

===補足===
ちなみに喪章(腕章・リボン)は遺族や世話役がつけるものです。

通夜や葬儀に参列する側がつけるものではないので
注意してください。

つける場合は男性は腕章(左腕)、女性はリボン(左胸)です。

また喪服を着ている場合は、喪章をつける必要はありません。

  • 回答者:らんらん (質問から4日後)
  • 3
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通夜から喪服を着ていくのは失礼、
という慣習があることは知っていますが、
実際のところ、喪服以外で来られる方をあまり見たことがありません。

会社の都合で、通夜・葬儀で何度となくお手伝いをしていますが、
喪服以外で来られる方というと、
未成年(主にちびっこ)、お年寄り(主に近所の人)、ケガをしていて喪服が着れない、
というような人が多いです。
あとは、若い人が、黒スーツで会社帰りに来る、というケースでしょうか?

社会人になったら、喪服は持っておくべきだ、
という慣習があったり、
これが初めての葬儀ではないから喪服は持っていた
などで、喪服を持っているケースが多く、
持っているなら着ていこう、と思うからじゃないかと思います。

通夜出席の連絡も、出先で聞くことは殆どなく、
あらかじめ、前日以前に聞かされるものなので、
みんな無理なく着て行ける状況にありますし。

でも、その地方や斎場によって、葬儀はイロイロなので、
場所によって違うと思いますよ。

うちの田舎では、葬儀を一週間くらい続けてやるので、
最後の方は、葬儀なのに誰も喪服を着ていなかったりします。

  • 回答者:匿名 (質問から16時間後)
  • 1
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確かに昔はそう言われてましたね。
しかし今では時間が許す限り喪服で訪れるのが一般的になりました。
変わっていったのには社会状況の変化や科学の進歩があった為だと思います。

急な知らせを聞いて駆けつるまでの時間が交通機関の発達に拠って
目に見えて少なくなったこと。

遺体の保存方法が昔は難しかったのに比べ、今は可能になったこと。

勤務先がフレックス制導入をしていれば、仕事人でも
仕事を早く切り上げ、一旦帰宅してから通夜に行くことが可能になったこと。

昔に比べ、1人当たりの居住空間が広くなり、それに比例し衣服の管理方法が
異なってきたこと。

などなどが挙げられます。

このようなことから通夜であっても喪服で訪れることが一般的となってきました。
黒い腕章をつけるのは、参列者の場合NGだそうです。
http://allabout.co.jp/gm/gc/1239/

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地域によって慣習も違うのではないでしょうか。
私の住んでいる地域では亡くなってから火葬をしてから通夜を行っています。
その後に(翌日)葬式が行われます。
ですから通夜までは最低でも24時間以上は時間があります。
そのために通夜の時にはほとんどの人が喪服で参列します。
喪服で行くのは普通だと思っています。

  • 回答者:あっくん (質問から10時間後)
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会社では急いでいくため、黒ネクタイだけをロッカーに置いていて、もふくは着ていきませんが、それ以外はもふくを着ます。

  • 回答者:匿名希望 (質問から10時間後)
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以前は、遺体を保存できなかったので、なくなった当日か翌日が通夜でした。ですから、急いで駆けつけたことがわかる格好でと言うことだったのですが、最近は亡くなってから通夜まで時間的な余裕がありますので、喪服で行くのが普通になったのだと思います。

  • 回答者:● (質問から10時間後)
  • 1
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当日に出先で聞いて駆けつけるのなら、喪服以外でも駅で売っている腕章や、ネクタイだけということもあるかもしれませんが、数日前に聞かされていた場合や、自宅で連絡を受けたのなら喪服で行きます。
今は、葬儀場や火葬場なども混んでいるときいたことがあり、今まで私が出た葬儀で、当日に聞いたことはありませんので、喪服というか、黒いスーツなどで行きます。ちなみに御通夜の前には会社に出社していることもあるので、ボトムはそのままで上着だけ取り替えるなどの工夫をして荷物もなるべく増やさないようにしていますよ。

  • 回答者:とらこ (質問から10時間後)
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突然の訃報を聞いて急いで通夜に駆けつける場合は。(男性の場合)
喪服に着替える必要はありません。
色合いや柄が地味な平服であれば特に問題ありません。
それが普通だからです。
急な訃報で喪服を着ていくと死を予告していたかのように思われるので、反対に失礼にあたります。
ただし、急いで通夜に駆けつける場合は多少カジュアルな服装でも構わないとされていますが、派手な服装はさけるべきです。
と、マナーとして書かれています。
参考までに
http://www.sogososai.com/manor2.html

私が聞いたのは、急な訃報の場合は喪服ではなくてもいいということです。
男性の場合は、派手な色のスーツを仕事に着ていくような事はしないと思います。
黒or紺orグレーなどの色ならOKと聞きました。
もちろん、家で訃報を聞いたのでしたら喪服がベストです。

  • 回答者:靄 (質問から7時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

先月、知りあいのお通夜に伺いました。99.8%の方が正式な喪服でしたよ。
会社関係の通夜には何度も参列していますが、やはり喪服が一般的です。
お通夜は喪服でなくてもよいというのは、連絡網が発達していなかった頃の名残です。
服装はどうしようかと悩まれるのなら喪服を着用されると失敗がないです。
会社からかけつけるような方以外はたぶん全員が喪服ですよ。
最近の葬儀の習慣も変化しており、先日参列したときは、お香典がえしを当日にいただきました。
お香典を受付で渡すと、伝票みたいなものに住所、氏名、香典の金額を記入。その場で香典返しの引き換え券をいただき、通夜が終わったあと、一列に並んで香典返しをもらいました。遺族の方の後日の負担がなくて良いことだとは思いましたが、ちょっととまどいました。一緒に参列した友人に聞くと、最近はこういうやり方が増えているとのこと。
いま自宅で葬儀をされる家が町では少なくなっています。葬儀のマナーも変わっていますよ。

  • 回答者:常識人 (質問から6時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

昔は一般的に「自宅葬」が普通で、突然の出来事で人手が足らず近所の人や知人が手伝いに駆けつけていました。
 その為、派手で無い簡素な服装で行く事が普通でした。
最近は「会館葬」が一般的で、手伝う事が無くなりました。
 一方で会社関係では仕事の関係で「通夜」だけ参列し「葬儀ー告別式」に参列しない場合があります。
 その為、「通夜」にも「帳場」を設定しております。

以上から「通夜」から喪服で参列するのが一般的になっております。

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確かな知識かと聞かれれば、私は常識博士ではないので、100%の日本人の常識を代表できるわけではありませんが・・・

葬儀会社勤務経験者です。
確かにおっしゃられている話しはありました。
でも、今の時代はどこにでもコンビニがあります。
24時間いつでも最低限の香典袋と黒ネクタイは手に入ります。
また、喪服に関してですが、今の時代はどのご家庭にでも最低限の喪服は用意されている時代です。
昭和前半までは、喪服を準備するにも時間がかかった時代です。
特に女性は「喪服=黒い着物」がメインの時代でした。
今は女性も黒いワンピースが主流となっています。

つまり、喪服が必要な状態になった時にすぐに準備できる状態に時代が変わったということです。

なので、お通夜であっても黒い喪服で駆け付ける事に何の問題もないってことになります。
亡くなった方のお宅が同じ町内であれば、そのままの状態で駆け付けますが、電車や車に乗って向かうとなれば、普段着から着替える時間は当然あります。
昭和の時代のお爺さん、お婆さんの常識は今の時代と時間差がある物が増えています。
私の担当させて頂いた、お通夜は90%以上の方は黒い喪服でお集りになってました。
町内会の方々は普段着で駆け付ける方が多かったです。

  • 回答者:元、おくりびと (質問から4時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

最近は通常大人であれば、喪服は持ってるのが当たり前です。
今は略式が多いので「用意する」という感覚より、「いつでもある」ものに変わって、「いつでもあるものを用意していないのは、大人としての自覚が足らない」という事です。

でも、それもケースバイケースですよね。
例えば遠方から着の身着のままで駆けつけた場合などは、「用意できなくて仕方が無い」ですし。
今はそういった参列者のため、葬儀屋さん(葬儀場)でレンタルしてくれるところもあります。
3年前祖母がなくなった時は、喪服(洋服)クリーニング代込みで2日レンタルで1800円でした。当日でも借りれました。

今は自宅で御通夜をする人も少ないですから…昔とは少しづつ変わってきてると感じます。

  • 回答者:3時間 (質問から33分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

推測ですが、昔は亡くなったその晩に通夜を執り行ったため、喪服だと
「まるで準備していたみたいで失礼だ」という慣習があったんだと思います。
昨今、通夜は亡くなった翌日や翌々日あたりに行うようになりました。
(心停止してしばらくは蘇生する可能性があるため、今日においては
すぐに通夜を行ってはいけないことになっています)
つまり亡くなった情報も十分伝わったあとなので、喪服でも失礼ではない
と変化していったのだと思います。

私は東京在住ですが、この辺の慣習としては、通夜は喪服またはグレーなどの地味な服装。
喪服でない場合は、ネクタイや黒腕章など「何か黒いもの」をどこかに身につければ
OKという暗黙のルールがあります。

  • 回答者:匿名希望 (質問から11分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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