高いと思います。
「消費税」自体は、5パーセントで、ヨーロッパに比較しても高くないので、政府は高くないから上げようとされますが、「厚生年金保険」の保険料と「健康保険」の保険料は高いと思いますし、その他に、40歳以上は「介護保険料」もあります。
そして、また、「住民税」と「所得税」があります。
以上、「厚生年金保険」の保険料と「健康保険」の保険料、それに「介護保険料」については、税金と言われるものではありませんが、実際上の税金みたいなものですから、これらを全部足し上げると相当な負担をしていることになります。
冒頭にも書きましたが、消費税の税率の比較だけで、本当に日本の税は安いと言えるのかと思います。社会保障費の負担分まで考慮に入れて、消費税の税率を検討すべきではないでしょうか。
そして、それ相応の税負担をしても、セフティネットを整備し、安心・安全に暮らせる社会、国家とすべきではないでしょうか。
それから、税の使途についても、国民はもっと考えるべきではないでしょうか。
特に、軍事にはできるだけ金をかけないようにしないと、ソ連が軍事費で押しつぶされ、またアメリカも軍事費で苦しんでいます。軍事費の増大は、国の崩壊を招きます。
日本は、平和憲法を持っているのも関わらず、年間5兆円もの軍事費を使い、米軍に対する思いやり予算に2500億円、それに米海兵隊のグアム移転に?兆円もかかるという話もあります。湯水のように軍事費に使いすぎだと思います。大幅なカットを求めます。税は、もっと有効的に使用してもらいたいですね。
そういう意味では、「道州制」は、地方分権の観点からいいことばかりが強調されていますが、日本が国として、均一的に発展できるかという疑義を抱かざろうを得ません。
早くいえば、「道州制」は、地方の切り捨てではないかと思います。
東京だけ発展して、日本は国として成り立ちますかねと言いたいと思います。
重要なのは、東京への一極集中ではなく、日本ができるだけ均一的に発展することではないでしょうか。
私は、国の均一的な発展のために、有効に税金を使っていただきたいと思います。
要らぬことを書いてしまいましたが、税負担の話があると、どうしても「道州制」のことが頭に思かんできます。