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うつ病をSSRIなどの薬を飲まずに治すことはできますか?

  • 質問者:rim
  • 質問日時:2008-05-31 13:50:19
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うつを再発して1年以上たった者です(うつとの付き合いは5年を超しました)。仕事は辞めました。精神科に通って薬による治療を続けています。時々カウンセリングも受けています。ですがいまだに浮き沈みが激しいです。

弟さんのお話なのですね。
精神科に「たくさん」行かれたとこのことですが、ひとつの病院にずっと通われたのでしょうか、それともあちこちにかかられたのでしょうか?
まず推測の話をしますが、もし、お医者さんを何度も変え、そのたびに治療の方法や方針が違っていて、それが原因で不信感を抱かれたのだろうか、と思いました。
うつという病気は、まだまだ正体不明の病気のため、うつに対する考え方や治療法は医師によって千差万別だそうです(主治医から聞いた話です)。
なので「(医師によって)言っていることが違う」というのはよくある話です(これは体験談です)。
こうした不信感のせいで医師による治療を拒否する、というのもよくあることだそうです。この場合、誰か一人の医者を「とりあえず」信用してみて、その指導のもとで「長期的に根気強く」治療に取り組むことが回復の早道だそうです(これらは本で読みました)。この病気は、たとえば薬を飲み始めたからと言ってすぐに効果が現れることはめったにありません(数週間くらいはざらです)。その人に合った薬や治療法にたどり着くまで、医師側も試行錯誤を繰り返さざるを得ないので、それまでは患者側も辛抱しなくては、うまくいきません。
(以上、見当違いだったらすみません。)

さて、「薬を飲まずに治すこと」についてですが、
1.規則正しい生活をすること(特に朝、決まった時間に起きること)。
2.栄養バランスのとれた食事をちゃんと(3食)とること。
3.朝、日光浴をすること。
4.適度な運動をすること(毎日散歩するなど)。
となると思います(主治医からの指導と、本やニュースから得た知識です)。
(私自身、これらを実行しようと強く思っているのですが、どれも実行できていません。そのためにうつが長引いているのではないかと思っているところです。)
外出自体をずっとされていないとのことなので、4(や3?)は難しいかもしれませんが、家の中から日光浴とか、家の中で踏み台昇降くらいでもいいかもしれません。

それから、「心の病は食事で治す」という本があります(生田哲著、PHP新書)。簡単に書くと、うつはセロトニンやノルアドレナリンといった脳内物質の代謝異常による不足で起きるので、それらの物質の「素」となる物質を多く含んだ食べ物をしっかり取って、体内でたくさん作られるようにしよう、ということです(かなり乱暴な簡略化ですが)。この本で語られていることは、頭から信じ込んで「これで治る!」と思うのは危険ではないかと思うのですが、役には立つと思います。(読んで私が思ったのは「それで治れば苦労しないよ、そんな単純なもんじゃないよ、うつってのは」。でも一部では「なるほど」と納得しています。)
(ちなみに、コーヒーを奨められているご回答がありましたが、コーヒーなどカフェインを含むものはあまり摂取しない方がいいという説もあります。この本だったかどうかは覚えていないのですが。)

最後に、お姉さまが近くで心配してくれているというのは、弟さんにとってとても幸せなことだと思います。理解のある支援者(家族などいちばん身近な人)の存在は、回復のための非常に大きな力です。
ただ、(私の場合で弟さんに当てはまるかどうかわかりませんが)あまり心配されたりすると心理的負担になることがあります。「ああしようよ」「こうしたらいいんじゃない?」などと干渉されるのも、ありがたいと思う半面で情けなくなり自己嫌悪になり、「ほっといてよ!」という気持ちになることも多いです(お仕事の話でイライラされるというのはこの類かと思われます。「今は触れてほしくない話」というのがありますので、嫌そうにしている話題は気になられても触れない方が無難かと。)。逆に、心底ありがたく支えになることは、「いつでも受け止めてもらえる」「見捨てられることはない」という安心感ですね。

いろいろ書きましたが、「うつ」などと言っても本当に人それぞれ・千差万別ですので、意見のひとつと受け取っていただけると幸いです。
弟さんのご回復をお祈りしております。

  • 回答者:ほー (質問から2日後)
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ほーさん、ねぎらいのお言葉からアドバイスまで、感謝します。
現状では、やはり 3や4は難しいみたいです。
私にできること、「いつでも受け止めてもらえる」「見捨てられることはない」を
常に思いながら、見守っていきたいと思います。

並び替え:

私も今はSSRI(パキシルですが)
SSRIは嫌なのでしょうか?
精神科医外の整形外科の先生も、いい薬だといっていましたが。
効き目は・・・なかなかわかりませんね~。
やる気を起こすならトレドミンとかって、
どこかで見た事はありますが・・・。

  • 回答者:くうこ (質問から7日後)
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姉としてはいち早く飲んでほしいのですが...本人が拒否
何で嫌なのかもわからずです。

うつ病であれば、薬を飲んで治すのが一番早いと思います。ただ、うつ病でなければ薬を飲んでも治らないと思います。したがって、本当にうつ病なのかどうかセカンドオピニオンなども利用して確認することが必要です。
また、うつ病の治療法には認知行動療法や対人関係療法などもあります。それぞれ、本も出版されています。
さらに、次のサイトが参考になるかもしれません。質問も受け付けているようです。すでに利用しているかもしれませんが…。
「UTU-NET うつ病、パニック障害、強迫性障害(OCD)情報サイト」
http://www.utu-net.com/
「うつサポート情報室」
http://www.nhk.or.jp/fukushi/utsu/
深刻ならば、メジャーなサイトを利用した方が良いと思われます。

  • 回答者:一応、精神保健福祉士 (質問から7日後)
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ありがとうございます。
利用したいと思います。

姉がうつ病で薬を服用しています。
調子が良い時は飲まなかったりと
自分でコントロールしているみたいです。
まったく飲まないのではなく
調節して飲んでみてはどうですか。
うつ病は薬を飲んですぐに治る病気ではないので、
周りの協力とゆっくりと焦らず時間をかけて
頑張ってください。

  • 回答者:りんりん (質問から6日後)
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貴重なご意見ありがとうございます。
本人よりも 私が心配しているありさまです。
まだまだ病院の話まで、できませんが、ゆっくりつきあっていきたいと思います。
最近は私の方がめげ気味です。
心配のあまり、眠れない日もあります。
こんなではダメですね。
たまに、こちらの相談室に来て、みなさんに元気をもらいに来ようかと考えています。

大丈夫ですよ。ってに一概には言えませんが。

SSRIと言うところが、中途半端だなぁと思います。今ならSNRIでしょう、すみません。SSのSはセロトニン。Nはノルアドレナリンです。今は両方に効く薬が出ています。SSRI、SNRIも昔ながらの三環系の薬も大差ないです。どれも数十年以内のデータしかないんですから、体に大丈夫かどうかは魑魅魍魎の世界です。それなら最新のデータの方が治験の安全性高いかと思われます。

それでも薬は飲みたくないですよね。漢方もいいし(効きは遅い。根気よく)、東洋医学で指圧や鍼灸なども効くと思えばいいかも。

何にも頼らなくてもココロをなんとか維持できるのなら、無理のない程度にご自身の「ウツ」くんを多めに見る。怠けたっていいんです。世の中総ウツ状態です。本人はお辛いでしょうけど。

「これでもか」と怠けてみてそれでも悪化してゆくようなら、薬を飲んだ方がいいと思います。薬って悪いところばかりではないですよ。悪化させるより薬で早期治療の方がいいです。鬱は、悪化させると神経症などより死に近いし、とはいえ鬱の薬は長く飲まないと効果が出ないという分かりにくさもあります。まずは、投薬なりこういう相談なり、安心してください!

  • 回答者:panic (質問から3日後)
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昨年の春から徐々にこもりがちになり、夏は死にたいと言っていました。
今は、台風が近づくと悪くなる気がしますが、死にたいとは言わなくなりました。(思っているかもしれませんが)
『世の中総ウツ状態』私には気持ちの楽になる言葉でした。焦らず、まずは私が落ち着いて
大きな心でいなければ、と再確認しました。ありがとうございました。

ヨーロッパでは「セントジョーンズワート」(ハーブ)が不眠や欝に対して医学的に効果があると認められています。
ただ、うつ症状の程度にもよりますし、副作用はありませんが、ほかの薬と一緒に摂取してはいけない場合がありますので医院で相談された上で、が望ましいと思います。
けれども薬がいやで悪化してしまうようでしたら何か民間的なものに頼るのもひとつの方法かとも思います。
http://saputosyo.loops.jp/sentosyousai.html
http://www.yakujien.com/Pages/sent.html

  • 回答者:R (質問から3日後)
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なるほど 試してみます。
今できることから一歩ずつ試していきたいと感じました。
アドバイスありがとうございます。

私もうつ病を煩っており、現在休職中の身です。
ちなみに私はSSRI含む4種類服用しています。
薬を飲まずに直す方法を私なりに思案してみました。

私が考える方法としては、
①家族、(働いておられたら)職場の理解
家族に関しては、うつの理解のために本をプレゼントしてはどうでしょうか?
うつは直るものであり、昔のようなイメージではないということを理解してもらうことが必要です。自分の環境作りのためです。
また、職場に関しては、難しいところがあって、最低でも産業医に健康相談という形で話す機会を持ち、産業医から衛生管理者、上司等へ話してもらうことをお勧めします。上司に直接話すのはあまり良くないと思います。
最悪、左遷等の可能性がありますので。
実際私の場合も産業医から上司へうつに関するビデオを渡していたようです。

②睡眠を取る。
眠られなくていいから布団の中で目を閉じる時間を多くする。
早朝覚醒は仕方ありませんが、寝付きが悪いようでしたら、寝る1時間前に30分程散歩をすれば寝付きは良くなります。

③食べ物について
朝、起きるのが辛いようでしたら、朝食に糖分を取ってください。
特にチョコレートがお勧めのようです。
糖分は直接エネルギーに変わるので、脳の働きを活発化させるには一番早い食べ物だそうです。(ただし、体重増に注意してください。)

④カウンセリングを受ける
金銭的な問題があるようでしたら、曜日限定ですが無料のところもあります。
私の場合は産業健康推進センターで今までに10回程同じ先生(相談員)に受け、的確なアドバイスを頂いております。もちろん無料です。

できることなら、薬を服用することをお勧めします。
睡眠障害があるならなおさらです。
SSRIは薬価が高いのですが、自立支援制度を使えば、医療費が3割負担から1割負担になり、かつ、月上限超の場合はその分だけ無料です。
保健所に行けば書類等頂けます。
うつは早期治療を行う程、治癒(または寛解)する時間が早くなります。
また、副作用についても若干はありますが、2週間も服用すれば問題ないレベルになりますので、心配する必要はありません。

最後に、上記4項目をでなんとかなるかもしれませんが、完全に直そうとしたらやはり薬を服用することをお勧めします。

  • 回答者:hanq (質問から1日後)
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貴重なアドバイスありがとうございます。いろいろ実践してみます。
早く病院へ行ってくれる日がくればと思います。
日々浮き沈みがありますので、少し良さそうなときに、
少しずつわかってもらえるようにしたいと思います。

私は3年位前からうつにかかり、現在も継続治療中です。
それまでは薬を飲むことに抵抗がありましたが、仕方なく飲むことになり、おかげで社会復帰することができました。
自分にあった薬の飲み合わせが見つかるまで、1年近くかかったでしょうか。決して薬を飲むことを今でも良いとは思っていませんが、きちんと仕事が出来、家族に心配をかけないで済むだけでも、ありがたいと思っています。
通院は3年前から、2週間に1回のペース。仕事が休みの土曜日に通っています。
きっと周りの人は、うつと言わなければ絶対にそう思わないまでに、回復しています。
治療法はいくつもあると思いますので、自分が納得でき、合っているものを見つけられますことをお祈り申し上げます。くれぐれも無理はなさらず、ご自身を大切にされてください。

  • 回答者:イケピー (質問から1日後)
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ありがとうございます。
本人に合う治療法をゆっくり見つけたいと思います。

イケピーさんもあまり無理をせず、お体を大切になさってください。

大学時代に心理学専攻だった者です。
うつの治療には様々な方法がありまして、薬によって治す薬物療法とか、後ろ向きな癖がついている思考パターンを前向きに治していく認知療法とか・・・。
それから、生活改善療法みたいなものもありまして、これは、仕事など過度なノルマに身をさらさないようにしたり、周囲の人間関係をなるべくよりよいものに改めていくというものですね。
うつを理解してくれる人との交流をなるべく増やし、無理解や批判的な人からはなるべく遠ざかるといったことです。
弟さんがイメージしているのは多分、「生活改善療法だけで完治したらいいなあ」というようなことを期待しているんだと思います。
しかし、治療の現場では薬物・認知・生活改善などのうち1つの方法だけを選んで患者を治しているわけではないんです。
あらゆる方法を並行して行って、患者の状態によって、その混ぜ具合だけは千差万別という場合の方が圧倒的に多いんですね。
薬なしでもある程度まではうつに対処できるとは思います。ですが、これは言いづらいことですが、完治する(今後、どんなにキツイ対人関係に出会っても絶対に再発しない)という状態までは望めないと思います。
徹底的に治そうと考えられないうちは、常に再発のリスクが高いまま残ってしまいます。
私が思うに、弟さんは「薬が嫌」なのではなく「通院そのものが嫌」なのだと思います。
「精神科」という響きは一般的にあまりイメージがよくないものです。一般の人でも、漠然と「精神科に行く=異常な人」と簡単に結びつけて考えてしまう人もいます。
健康な人だけでなく、治療が必要になった人でも心理治療への偏見があってなかなか通院に踏み切れないケースがよくあります。
しかし、実際の心理治療の現場は、そんな偏見を受けるようなイメージとは違っていることを分かっていただきたいと思います。
「精神科」に通うとなると、弟さんの抵抗感も強くなってしまうかもしれませんが、「心療科」や「心療内科」という名前なら、弟さんも少しは抵抗感が弱くなってくれるのではないでしょうか。
また、医師のところに行かなくても、臨床心理士による心理クリニックカウンセリングはこういう問題には対応してくれます。
臨床心理士は、医師の資格を持っていませんが悩み事の聞き役みたいなものです。薬を処方する資格は持っていないので「薬なしで治したい」という弟さんの希望にも添っていると思います。「精神科」という看板も掲げていないので、抵抗感も弱くてすむと思います。

「このままでいい」「薬なしでも治りそう」というのは、他の患者の方でも早期によく口にする言葉です。
でも、それは本心からそう思っているというよりも、「自分が異常だと見られたくない」とか「周囲に迷惑をかけたくない」とかの、強がりだったりする場合も多いのです。
「薬なしでも治りそう」というのは専門家ではない素人判断になってしまいます。初期の対応を適切にやっていれば短期間で治ったはずのものが、初期対応が遅れたため長期治療が必要になる場合もあります。
ぼくの答えは決してrimさんや弟さんが望むとおりの答えではないかもしれませんが、ぜひ、一度勇気をだして専門家を訪れてみることをお勧めします。
弟さんが今抱えている不安は「世の中で自分だけなのではないか」という思いから来ているのかもしれません。
けっこう、嫌がっていた治療に来てみたら、自分と同じ悩みの患者がおおぜいいて気が楽になったとか・・・そういう経験をした人のケースもぼくはたくさん知っていますので。

  • 回答者:長老 (質問から4時間後)
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詳しいアドバイスありがとうございます。
いろいろな方法で通院に導きたいと思います。
現段階で1年間は、病院に行けていないのが現状です。

現在うつ病で通院中です。
私はSSRIを最初に服用しましたが、今は三環系を服用中です。
弟さんはきちんと受診した履歴がないようですが、本当にうつ病なのか診断されていないと言うことでよろしいのでしょうか?だとしたら、一度は内科でもかまわないので、受診された方が良いと思います。うつ病(或いは抑うつ状態)と他の病気に因果関係がある場合もあります。素人判断でうつ病と決めつけるのも良くないと思います。
またもしもうつ病だとして、うつ病患者には特有の思考の癖があり、これを矯正しないとまた同じことを繰り返す危険性が高いです。薬に頼りたくない、精神科に行きたくないなどいろいろな理由はあると思いますが、基本的にうつ病(或いはそれに類似する病、症状)は、脳内物質の機能不全と特有の思考傾向が原因です。それを治すためには根性論では通用しません(体験済み)。薬は足りない脳内物質を補完するものであり、今の弟さんは正常な生活を営むために薬という骨折したときの車椅子や松葉杖のようなものを必要とされているのではないでしょうか。絶対に薬が必要と言うことはないでしょうが、治すための一助であるとは思います。「早寝早起きを続ければうつ病は治る」という説もありますが・・・。
以下のサイトに非常に参考になる情報があります。是非読んでみてください。
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0805/23/news016.html#p

  • 回答者:KEY (質問から2時間後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。
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病院へ行ってくれればと毎日のように思います。
うつ状態になる前に、精神科はたくさん行っていたのですが、
病院は信じられないと思いこんでいるようです。
そして、二度と行きたくない、行かない、になってしまいました。
少しでも、行ってみようかなと考えてくれる日がくればと思います。

薬に頼らずに治したい、ということでしょうか。であれば、ご家族や周囲の人の気遣いなどが相当に必要です。そういう方がおられれば、可能性は大と思います。

ご存知でしょうけれど、うつ病は自律神経の失調なので、物事に意欲を持てなくなっています。でも周囲からみれば健康そうなので、早く仕事に行ったら、とか、動作が遅いよ、などといった言葉をかけがちです。

そういうことを周囲が言わないでいられるかどうかが大事なのですが、場合によっては、言ってほしいときもあるので難しいのです。治りがかってきて、腰を上げるきっかけとなる言葉も必要なのです。
そのへんの事情を理解できる人がいれば、うつ病は薬に頼らずとも早期に治ると思いますし、事実、何人もそういう方を見てきました。

ある意味、家族構成は少ないほうがいいかもしれません。大勢だと、暖かい助言のつもりでも、不用意な言葉で、苦しみを増してしまう可能性がありますから。

うつ病は自律神経の失調で起きるものなので、この神経を正常化すれば、簡単に治ります。SSRIなどの薬はそのためにあるので、本来はこれらの薬で治すべきものかとは思います。ただ、神経を常時正常化しておくには、長期の服用が必要なのと、そのことへのわだかまりから、薬に頼らずに、という気持ちになるのは分かりますが。

ある程度よくなってからのことですが、うつに落ち込むのを抑えてくれる飲み物や対策などもあるので、それを積極的に取り入れるのもいいかと思います。

飲み物としてはコーヒー類や疲労回復用のドリンク剤などです。食後に飲むと元気が出て、うつはどこへやらとなります。ドリンク剤は自分に合ったものでないと、効き目が少ないので、何種類か試してみるといいでしょう。高価なものがいいとは限りません。200~300円程度ので十分です。

ただ、半日~一日限りの効果しかないのと、その日の効果が切れてきたときに落ち込む可能性が大きいので、ちょっと心配な面もあります。ドリンク剤ほどではないのですが、何回も飲めるという点で、コーヒーも便利です。やや濃い目のを作りおきしておいて、ホットやアイスで飲むといいでしょう。自分で淹れるのが面倒なら、インスタントでもいいと思います。

こういう飲料にも頼りたくなければ、眠かったり、疲労感があるときには、眠ることです。動きたくなるまで、何時間でも、うつらうつらでもいいので、眠ることです。

よく眠ることによって、副交感神経(体を休息させる自律神経です)を疲労させるのです。それによって、相対的に交感神経(動きたくさせる自律神経です)の活動が高まるので、意欲が出てきます。うつ病がこの両神経の働きのアンバランスから起きていることを利用し、逆手にとって、正常なバランスに近づけましょう。ほどよい気温の今、大いに眠って、副交感神経を疲れさせてください。一番安上がりで、体のしくみにかなった方法と思うのですが、どうでしょう。

投稿してから分かったのですが(他の方へのお話で)、弟さんなんですね。仕事をやめられてストレスがなくなったから、病を治すのにいい環境になったようなお話もみられましたが、両刃の剣にもなるので、注意が必要です。仕事がなくなったことで、生活に対する不安、充実感の不足などが起き、うつに入るきっかけになることがあるからです。ささやかな収入でも、仕事をすることで、見違えるほどよくなりますし、完治することがしばしばです。誤解している人が多いのですが、全くストレスがないことは精神衛生的に好ましくありません。大金持ちでも、働いているのはそのためです。もしかして、仕事がないことで将来を悲観しているのかもしれません。簡単なことからでもいいので、何か仕事を見つけてあげてはどうでしょう。多少でも自分の収入があれば、違いますよ。

  • 回答者:ころちゃん (質問から2時間後)
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休養は十分のようですが、将来の希望は全くないみたいです。
仕事の話をすると、「一生しない」とイライラしはじめるので、
まだできませんが、徐々に希望がもてるように話していきたいと
思いました。
いろいろと参考になるアドバイスありがとうございました。

私の考える「うつ」は、病気ではなく、単なる症状です。
例えば、ある上司がいて、100のストレス耐久度をもっているとします。しかし、部下は、半分の50しかない。この時、80の仕事が入ったので、上司が、これなら十分出来るだろうと判断して部下に渡したら、実際には、30もオーバーしていて、それが、毎日毎日のしかかってきて、結局、うつの症状を出すことになってしまった。
こういう状況を想定すると、うつは、その個人のストレス耐久度を越えるストレスを、長期間連続して抱えることで出てくると考えられます。その差分と期間の長さに比例して、症状は酷くなる。
そうすると、根本的な解決は、耐久度を上げるか、ストレスを減らすか、どちらかしかありません。
では、薬は何をしているのか?
ストレスを意識するから駄目なのであって、一時的に、意識からストレスを弾き出して、ストレスの無い状態を作って、精神の平穏を、一時的に取り戻させているだけ、だと思います。
分割出来るストレスなら、まず、分割する。所謂分散処理です。
分割出来ないのなら、耐久度を上げるしかありません。精神的な訓練ですね。

  • 回答者:ムーチョ (質問から35分後)
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うつの症状になった弟も仕事にまじめでした。
今は仕事を辞めたので、ストレスも減ったと思います。

薬に頼らずに、治せそうな気がしてきました。
姉として、良い相談相手に徹しようと思います。

薬は飲まずにカウンセリングだけという手もありうると思います。カウンセリングも結局は自己分析の手段に過ぎず、自身で系統的に自己分析が出来るようなら不要かもしれません。ただ聞き手がいると、自分を客観視しやすいのと専門化が自己分析ができるように導くのがカウンセリングの存在意義だと思いますが。薬も強制的に神経伝達物質セロトニンの量を増やしたりそのレセプターを活性化させるものなので、酷く落ち込んでいる場合などには、薬の力を借りるほうが患者本人にも楽だと思います。ただ薬は副作用がありますし、長期服用による依存症や効力の低下などがありますので、安易に薬に頼るのも考えものです。自分自身のことを鑑みてみても、薬やカウンセラーを試しては見たものの、長期化する病ではありますので、結局は自身で解決するしかない気がしている今日この頃です。私は2年前に薬もカウンセリングも止めてしまいました。当初は薬の依存作用(禁断症状)が酷かったですが、2年たった現在、少し症状も改善されてきました。まだまだ完治とはいえませんが、長い目で見て病と付き合いながら生活していきたく思っています

  • 回答者:ちこちゃん (質問から21分後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。
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現在は仕事もせず家で穏やかに暮らしていますが、外出は1年以上しておらず、端から見れば普通ではないと思います。ただ姉としては、生きていてくれればうれしいので、長い目で見守りたいと思います。

薬を飲まずに治せるような気がしてきました。少し気持ちが楽になりました。
ありがとうございます。

うつ病とは医師に診断を受けたのでしょうか?
医師に診断を受けて、服薬治療を勧められたのならそれに従うべきだと思います。
うつ病の初期段階では、とにかく休養が必要です。
プラス服薬をすることによって、結局は早く回復することができます。
現在薬の副作用はとても少ないですし、症状が軽快したら少しずつやめていくこともできます。
その後他の治療(カウンセリング、認知療法など)を行っていくほうがよいです。

ただまったく薬を飲まずに治すことができるか、といったら、人それぞれ、症状の重傷度によります。

診断を受けているわけではなくて何となく自分はうつ病だと感じる・・・
もしそういう段階ならぜひ心療内科、精神科の受診をお勧めします。
もし服薬を勧められても、
どうしても薬を飲みたくないといえば、出さないでくれる先生もいます。
本当は飲んだ方がいいとは思いますが。

  • 回答者:ミニット (質問から15分後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。
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早速回答ありがとうございます。
実は、弟がうつ病の症状で、病院には行かないと拒否しています。
この状態が1年以上も続いており困っています。
本人は「このままでいい」と言っているのでどうしようもありません。

病院に行って薬を飲んだら良くなると思うのですが、本人の治したい気持ちが
ない事にはだめですかね。

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