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第二次大戦中、特攻を志願した場合に却下されるケースは、
どういった理由によるものですか?
年長者である場合ですか?
妻子がいる場合は、却下されますか?
操縦や訓練が十分でない場合ですか?

上記理由のなかで違っているものがあったり、抜けてるものがあれば教えてください。
調べてみましたが、これといったものに当たりません。

  • 質問者:匿名
  • 質問日時:2009-02-06 13:37:33
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

戦況によって変わるのですね。
大変リアルな回答ありがとうございました。
このことだけでも、戦争というものの非情さを感じます。
ベストは本当に迷ったのですが、つけさせていただきました。
てつさんの回答もベスト回答としたいくらいです。

回答ありがとうございました。
大変参考になりました。

航空機による特攻(神風)と理解して続けます。
 初期(フィリピン戦)と末期(沖縄戦)では様相が違ってきます。

 初期だと、理想では特攻隊により先制攻撃を加えた後で正攻法を取る事を視野に入れていたため、小数機の特攻となり、多少の志願却下例が見られます。
 母子家庭や子一人、妻子持ちなど家庭があるものが後回しにされた例がみられ、他には部隊の基幹要員(この人がいなくなると隊長がいなくなるなど)の志願取り消しがごく少数ですが見られます。

 末期だと、特に海軍は全軍特攻の観点から基本的に特高は命令となり志願却下の例がなくなります。
 ただ、正攻法を採ると強硬に主張し、特攻隊を出さないとした部隊では部隊長が隊員の特攻志願を却下していますので、所属部隊の方針によると言えるかもしれません。
 陸軍だと複座機の中には操縦員のみでの出撃とし、この時には偵察員や電信員を落ろしていますので、志願却下とみなせるかもしれません。
 この時期になると、特攻も志願の体裁を取る事はあるものの、正規の命令として下されるので、よほど強い意志で「希望せず」を表明し、理解ある上官に恵まれないと特攻を回避できるものではありませんでしたので、妻帯者や子一人、長男であっても条件は変わりません。

 最末期に至り、単独飛行の特性が無いものは練習部隊にも配属されず、他の陸戦隊や特攻戦隊(震洋や伏竜など)にまわされるので、航空隊に回されないという意味ではイエス、訓練未了で解員(軍を辞める)となるとノーになります。

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体に障害があったり、健康上の問題があれば
却下されたようですね。

年令については、そもそも若い人間を中心に集めていたようなので
年長者は却下というより対象外だったのではないでしょうか。

技術に関しては、最初は訓練をつんでから
特攻に参加させたようですが
後半になってくると
訓練に使える燃料、機体や潜水艇なども無く
未熟な人間も利用していたようです。
結果、成功率は低かった見たいですね。
(成功と言う言い方は誤解を招くかもしれませんが、
 他に言葉が見つからないのでスミマセン)

上官に反抗的であったり、思想に問題があると判断された人間は
特攻から外すのではなく、逆に出撃の順番を早くまわすと事例があったようです。

そもそも、志願と言っても
本心からでは無い志願も多かったようです。
地域の若者が集められ、
強制ではないと言いながらも、辞退できない雰囲気があったようで、
辞退=軟弱者・非国民等・・・。
そして戦況を知っている人間は
どうせ南方で苦しい思いをして死ぬくらいなら
見た目もかっこよく、他の兵に比べ、衣食が優遇されている
特攻を志願した方が得だと考えた若者も多かった見たいですね。

私も最近、特攻をはじめ、明治以降の戦争の本を読んでいます。
お薦め書籍があれば教えて下さい。

  • 回答者:てつ (質問から2日後)
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訓練や操縦術が必要ですよね。
特攻といっても、操縦が上手でなければ任務を遂行する事ができないからです。
あとは、思想の問題もあるのでは。
反体制派の疑いがある人物などです。

  • 回答者:ひりん (質問から13時間後)
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年長者は除外されたとききます
操縦や訓練が十分でないのは、機材や燃料が不足していた当時としては半ば当然の事だったのでしょうね。自転車使って編隊飛行を教えたそうですし

しかし本土決戦時には、海空両面における全軍特攻作戦による深刻な兵員不足が予想されたため、銃後の女性や子供も特攻任務(棒付き爆雷など簡易的な対戦車兵器を持っての自爆攻撃など)に就かせ、兵力不足を補う計画だったようです

  • 回答者:匿名希望 (質問から5時間後)
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身体障害者、伝染病罹患者、精神障害者なども却下の対象だったでしょう。

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年長者だと思います。
あと・・、赤紙が届いて行くのが無理と言われた人も却下だと・・。

操縦・訓練を経験してなくても却下はされてません。

  • 回答者:Sooda! ちゃん (質問から48分後)
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