私にとっての東京は、浅草寺雷門と、広重の描いた名所江戸百景、そして両国の打ち上げ花火ですね。
食べ物は、木村屋のアンパンと、浅草寺のそばにある「藪そば」、それから、同じく浅草にある「駒形どぜう」の柳川鍋と、浅草むぎとろ本店の「むぎとろ」、新橋にある小川軒の「レイズン・ウイッチ」ですね。
行事としては、江戸の昔より『1年の無事に感謝し、来る年の幸を願う』酉の市。これも浅草が東京で一番大きくてにぎわってますね。こちらは明治時代から始まった新宿にある花園神社(大鳥神社)でも催されます。
そういえばもうじき「ほおずき市」の季節です。観音様の功徳日で日数の一番多いのが7月10日で、この日にお詣りすると四万六千日分に相当するといわれ、江戸時代からこの日のお詣りが盛んになってきました。
7月9日、10日の四万六千日の日、浅草寺境内はものすごくたくさんの「ほおずき屋」で埋まり、夜を徹して賑やかな売声は浅草の夜空にこだまします。