子供を叩くことも叱ることも一度もしたこと無いのですが、二人の息子たちはどうやら元気良く無事に社会人としてまずまず落ち着き今のところ大丈夫のようです。
シツケは子供がひとり立ちするときにどういう人間になっているか、また、人様に迷惑をかけたあと、どういう対処をできる人間であるか、そういうところを教えることだと思っています。
本当にこれが正解なのかはこの子達が死ぬときまでわからないとは思いますが・・・
怒る、叩くは暴力親の腹いせにも似たものだと思うのです。
親は、どんなに生き方に自信がなくても、大人として今までの経緯から良いこと悪いことは幼い子供よりちゃんと理解しているので
まずは子供に恥じないように律儀に事をこなしていくというのが見えているときも見えていないときも必要で、そうすることで親も子供といっしょに成長する。
これだけで、シツケは半分できていると思うのです。
人様に迷惑をかけないで育つ子なんてこの世にひとりもいないはず。未熟ですから。
大人になってもそうですよね。日々学習だと思うんです。
事後対処の如何により、価値が問われ、それが良いと何ごとにおいても生きてきます。
ですから、間違いをするまでは自然の現象なので、間違いを犯したことを親に言える状態(安心と信頼)のスペースをあけておいてやることで子供の失敗を早く知ることとなりますね。
それを、まずなぜそうなったかと子供に問うことで考えさせ、喧嘩した場合ならなぜ腹が立ったのか聞いてやる。
なぜ腹がたつ状態になったかも一緒に探ってみる。
原因がわかれば、それを省みて次の行動に自信がもてますよね。
一緒に考えてやれる状態を作っておき、いけないことはなぜいけないのか教えてやり
どうすればそうならないかは一緒に考える、ちょっと目上の友達として人生の先輩であってやるのが意味あるシツケだと私は考えております。