質問

社会とはただの人間の集まりです。負けるのも人生です。苦労した分人間を鍛えてくれます。人生は計算ですよ。

• 回答者：ｆ (質問から23時間後)
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今の経済不況になったのは、いわゆるソ連や東欧の「社会主義国家」が崩壊し、資本主義が勝利したと解釈し、修正資本主義から新保守主義＝純粋資本主義に立ち戻ったつけだと思います。

　小さな国家にすれば、すべてが効率的に動くと考えていたのが、そうではなく逆に資本主義が暴走してしまったのだと思います。資本主義にもルールや監視が必要であることを思い知らしめたのだと思います。

　せめて、社会主義的な要素を入れた資本主義＝修正資本主義に少なくとも戻す必要があると思います。少なくとも、セイフティネットが必要なのです。

　単に、経営サイドに都合のいいような制度は、結局は崩壊の道を辿ると思います。
　企業家は、生き残るためには儲けることより社会に貢献することに力点をおかなければならないと思いますが、残念ながら今の日本の「派遣切り」などを見ていると、今の日本の経営者には、儲けることばかりを考えておられ、そのような考えの持ち主がいないのではないでしょうか。
　残念なことですが、日本の経営者は、アメリカのサルまね経営者になり下がったのではないかと思います。

• 回答者：男はつらいよ。 (質問から16時間後)
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政府が大規模農場を作って、職が見つからない者を働かせれば良いんじゃない。食料を作っているのだから、最悪、現物支給すれば、餓えて死ぬことだけは無いと思う。

ただ、鎖国でもしない限り、企業は海外とも競争しなければならない。現状の、資本主義的な経済制度は必要。なので、失業者が何とか生きて行けるような社会主義特区を作れば良いのではないかな。（賃金は極端に安いが、住居の家賃も安く、最低限の食料や生活必需品は、それで何とか手に入る。本人が、望めば出入り自由。）

• 回答者：シティー (質問から6時間後)
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ともかく、誰一人として飢え死にすることない、医療が受けれないという事がない
世の中になってもらいたいと思います。

ただ財源をどうするかといえば難しいです。

所得税は増やすべきではありませんが（労働して得たお金なので）
相続税は増やすべきだと思っています。
一部の大金持ちが資産を持ちすぎだと思っています。

• 回答者：匿名希望 (質問から32分後)
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社会主義≒資本家が持つ生産手段を共有化して労働者に平等に財を分配する仕組み。

これは、今の世界では少数派です。大雑把にいって、平等に分配≠公平に分配となりません。簡単にいうと、働いても、働かなくても、同じだけもらえる。ならば、働かないほうが得、となり、誰も働こうとしなくなります。一言で言えば、正直者（働き者）が馬鹿を見る世の中になってしまいます。

一方、資本主義は、資本を持っているもの（資本家）が人を雇用し、労働者が被雇用者として労働し、その対価として財を得る仕組みです。今は、こっちの仕組みがメジャー。

しかし、資本主義がどんどん進化していくと、利潤追求・競争主義が過度に進み、福祉が疎かになり（少ない資本で大きな財を生み出すのが資本主義なので、福祉は余分なコストのためカットされやすい）、資本家と労働者の格差が広がります。おおまかにいって市場原理型資本主義と考えてよいと思います。

このたびの金融混乱・経済不況は、この市場原理主義が過度に進んだ結果、それが生きすぎだったということ。世界各国で、資本主義だけど、ある程度の監視や規制（特に金融セクタ）は必要で、市場原理だけなく、政府が財政支出を行うことで全部を市場に任せる・競争に任せる方法を一部見直し始めています。

いろいろ長々と書きましたが、質問者さんの質問「日本はどんな仕組みが必要か」ですが、中福祉型資本主義経済が必要だと思います。個人的には、「小さな政府、過度な規制はなるべく撤廃。しかし、社会福祉や国民の安心安全を守る規制や監視は十分に行う（不透明な金融市場の監視など）。なお、規制や監視などで、どうしても国が一括でやらなくてはならないものだけ国が権限をもち、そうでないものは地域にできるだけ権限を委譲する（利権の一極集中を避ける）。また、最低限の生活ができる仕組みを強化する一方（生活保護・医療・介護など）、努力して成果を挙げたもの（法人・個人）には、それなりに報いる仕組み（法人税の軽減、累進課税の軽減）のも必要」といったところかな、と思います。

ちょっと長めの個人的意見になりましたが、それは見直すところはたくさんあると思っているからで、一言で言い切れなかったので。

===補足===
お礼コメントありがとうございます。

以下、追加のコメントです。

>これからは長期的な視点の経済を作っていかないといけない
そのとおりです。で、これまで長期的な視点の経済を作ってこなかったかというと、そうでもなさそうです。実際、何十年も前から年金制度は日本にありましたよね。これって、成人になってから約40年後に安定した収入が得られる仕組みを目指したものです。昨今、消えた年金記録、想定以上の少子高齢化で世代間格差などの問題が顕在化していますが、本質的には上述の通り、何十年も先を見据えた社会制度です。これだけではなく、高速道路・空港整備などの社会インフラ整備から、公的医療保険制度などのサービス面など、短期的（たとえば、社会インフラ整備のために土木工事が行われ、建設業などが潤います）から長期的（適宜メンテナンスすれば何十年先も低廉・安心・便利に使える道路・空港が整備できる）の両面で施策が行われてきたと思います。全部の施策が合理的で経済的で公共的だったとは思いませんが。

>大企業の利益ではなく、１人１人の利益が優先されなければならない
鶏が先か卵が先か、という話になるかも知れませんが、企業（大企業だけでなく、中小・零細企業にいたるまで）はボランティア団体ではなく利潤追求をする団体であり、得た利潤を株主・従業員・そして自分たち（つまり、将来のための内部留保や研究開発など）にまわします。つまり、企業が利益を生まないと一人一人の利益も生まれないのです。ただ、最近の傾向として、株主重視・内部留保重視に偏っていたのでは、と思います。もう少し従業員に分け前を割けば雇用の安定、消費低迷の回避ができたかも、と思います。

>これから少子化高齢化などで経済が縮小します
実は、経済が縮小してもかまわないのです。縮小したら、その身の丈にあった生活をすればよいのです。少子高齢化したとしても、高齢者も生活のため、なんらかの経済活動（年金をもらって、食品や衣服を買ったりしますよね）を行います。なので、縮小しながらも経済は動きます。人口が減少すれば、たくさんの食料品を輸入することなく国内生産の農産物で足りるようになるかも知れないし、人生で一番大きな買い物と言われる住宅も、人が少なくなるので不動産需要が減少し、安く持ち家を買えるようになるかも知れません。

質問者さんの憂いも分かりますが、今後の日本を良くするための特効薬はないと思います。ただ、漫然と時が流れていくのを許す訳にもいきません。大部分の日本人は良識をわきまえていると思います。必要と思えば、少しずつ変わっていく/変えていくようになります。たとえば、投票などで。

• 回答者：回答者 (質問から28分後)
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私もぼんやりですが、質問者さんと同じようなことを考えていました。
年俸が数億の人もいれば、かやた道で眠る人もいるという現状がいい社会だとは思えません。せめて、すべての人が屋内で眠れて、食事ができて、ある程度の教育が受けられそれなりの楽しみがあってそれなりの保護が受けられる、このくらいできなくてはいけないのではないでしょうか。
バブル崩壊以降、企業は人件費をけずり、内部留保を増やし資産を増額してきました。トヨタの赤字は歴史的なことかもしれませんが、10年ぐらいはどんどん資産を溜め込んできたわけです。
トヨタに限らず、ここ10年ほど、企業の勝手で少ない人数で仕事をまわしてきたため、私の周囲でも仕事が多くてうつ病をわずらった人がたくさんいます。
今、新興国の開発を原動力に、経済がまわっているような時代です。先進国は途上国をターゲットにして富みを得ているわけです。でも地球上すべての国が発展してしまって、世界が均一になったら、先進国に住んでいても、そんなに富みを得られるわけではないでしょう。もう、発展なんてしなくなるのではないでしょうか。
そう考えると、生産力が下がっても、社会主義化、共産主義化したほうが、理想的な社会ができるのではないかと思ったりします。
もちろん、北欧のように、社会保障が充実した国家もあるわけで、私はできればそういう社会になってほしいのですが、富みを持つものが、エゴのみで抱え込んで放さない今の仕組みが続くならば、いっそ、共産主義のほうがいいのではと思ってしまいます。

• 回答者：同感 (質問から23分後)
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