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地形の関係で「地デジ電波」が拾えない所に住んでいます。
Dpaに確認したところ「電波発信基地から直線で電波を拾えない場合は受信できません。地域で共同でアンテナを建ててください」と・・・
地元の専門家に見積もりを取ると、なんと!3,500万円!!
光ケーブルも有線放送も引き込まれていない地域です。
NTTにいくら申請を出しても全部「無視」です。

2011年からTVが観れない地域となりますが、どうしたらいいんでしょうか??
何か案はありませんか?

(ワンセグのチューナーをPCに付けてもパッっと一瞬、映って直ぐに消える状態です。)

  • 質問者:地デジのCMが怖い・・・
  • 質問日時:2008-12-23 03:01:28
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

皆さん、ありがとうございました。
近所のお年寄りは「また戦前に戻ったと思って、ラジオの生活にするよ」と・・・
我家も当然、地デジが映ると思って大型の液晶TVとブルーレーイレコーダーまで買っていました。しかし、地デジは映りません・・・アナログのNHK、フジTV、TV朝日が殆ど映りません。
千葉県でこんな地域が実際に存在している事を、Dpaに言っても全然聞く耳持ってくれないんです。

難視聴に関する対策は現実としては未確定な部分が多く、2011年までに完了できるのかは疑問が残ります。

誤解の無いようにして頂きたいのは「NHKが対策する」のでは有りません。
費用も含め「国が対策する」と言う事です。

対策費は、国・都道府県・市町村の各行政が負担しています。
現状での難視聴と予測される世帯数は60万世帯とも言われ、その対応策として、既設中継局や共聴受信施設のデジタル化、新規受信施設の設置、ケーブルテレビ局のケーブル延長、IP網による地デジ受信、暫定措置として衛星放送による地デジ受信が候補として検討されます。

その実現の協力者として各放送事業者(筆頭がNHK)に要請しています。
(場合によって各放送事業者の費用負担も有る)

3500万円の費用が、妥当且つ必要と認められれば国が負担します。
その対策費よりも有効で低額な方法が見出されれば、その方法が採用されるでしょう。(例えば、難視聴世帯が数戸だけなら却下されるはずです)

一番多いのはケーブルテレビの延長です。
共聴受信設備の改修の方が高額になるケースが多いので、ケーブル延長費用+加入費+工事費+視聴料金に対して助成されています。
(その内訳は一貫性が無く、ケースによって様々です)
(JRによる視聴障害ならJRも負担し、高速道による難視聴ならJHが負担協力をする)

参考として、質問者様の場合には
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080612/soumu.htm
が有効でしょう。
総務省の広報資料
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/pdf/080724_5_bt.pdf
pdfファイルが開きます。
相談窓口が開設されました。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080924_4.html#bs1
直接問い合わせる事が可能になっています。
総務省の関係資料
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/dtv/houdou/2008.html
こちらで確認して下さい。

また、実際の受信の可否は相当の時間を必要とする調査になりますが、私の調査、施工経験では、受信不可環境での受信実績が有ります。
100%駄目とは限らないんですね。

===補足===
もしかして、チバリーヒルズ?
CATVが近くに来ていれば、延長によっての視聴が一番早いでしょう。
私は山口県ですが、同程度の集落(エリアはかなり広い)にCATVでの対策がなされ、アナログ受信にも不自由していたので感謝頂いた事が有ります。
(ADSLでも速度が出ないのでCATV.NET加入も有効でした)
延長や対策工事での費用は基本的に掛かりません。
後は加入料や視聴料金と、個別での工事代金ですね。

県議会議員や、国会議員への相談も有効ですよ。
時間はかかっても諦めずに折衝してください。

又、私の回答履歴に地デジ戸別受信を解説していますので参照してください。

  • 回答者: (質問から19時間後)
  • 1
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

詳細なご回答、本当にありがとうございました。
私の住む所は全体で50世帯の住宅街です。
この地域には高齢世帯が多く、電波やネット環境について詳しい人は2~3件程度しかありません。
その地域性を利用して高齢者宅に「今のアンテナでは地デジは観れない」と言って10万円の“アンテナ工事詐欺”が頻発しました。
役場に相談しても「国の方針だから・・・役場では何ともしがたい」と全く他人事です。
すぐ近くの山の中に芸能人の別荘村がありますが、そんな山の中は光ファイバー、有線放送が完備されています。年に数日しか利用されないのに放送電波とネット環境は最高のものになっています。
実際に住んでいる住民に対しては何の対策もされないところです。
住民が自費で何とかしなければならない状況になったと困っていました。
地デジ化される告知CMは毎日放映されますが、視聴不可能地域に対しての費用的補助等の告知は全くありません。
今回の回答は非常にタメになりました。早速、町内の有志とこの回答を元に話し合いたいと思います。
本当にありがとうございました。

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NHKが費用の一部を助成するらしいですからね。
まずNHKに問い合わせですよね。

  • 回答者:? (質問から5時間後)
  • 0
この回答の満足度
  
やや参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ありがとうございました

まだ具体的な法的対策は決まってないんですが、難視聴地域に対する
公的援助は検討されてます。技術的には試作段階ですので、
すぐに地デジ移行はできないと思うけれど、2010年くらいまでには
(ケーブルテレビを含めて)具体的な対応策の発表があるはずだと思います。

難視聴区域対策ですが、積極的に行なっているのはNHKです。
結果的に共同アンテナを建てないとダメとなった場合でも、NHKや、
電波障害の原因になっている建物の持ち主から、全額ではないですが
かなりの額の援助金が出るはずです(アナログ放送での難視聴地域でも
同様に共同アンテナ等に援助金が出てます)。

具体的にどのくらい見にくいのか、どういう対策を立てるべきかは、
視聴料が取れないと困るNHKが一番親身に対応してくれますので(経験上)
NTTではなく、NHKに「映らないから払わない」相談をするといいですよ。

難視聴地域への具体策が決まれば、対応策が公的に出て、ちょっとの負担で
地デジが見られるようになる可能性も高いです。
NHKにはこの地域が難視聴地域に当たることを宣言して対応を考えてもらいつつ、
公的な援助策に何が出るかもじっくり待ち、完全移行直前に天秤にかけてみることを
おすすめします。
今すぐ地域独自に何とかしようとすると3500万円です。
でも、交渉とこれからの展開によってはその負担が各戸あたり2〜3万円か
それ以下で済むことも、かなりの可能性であり得ます。
現在のアナログの難視聴地域対策では、NHKからの助成金が出るのは
けっこうあたりまえで、個別対応でも助成金がある事例なので、焦らないでくださいね。

  • 回答者:真央 (質問から21分後)
  • 1
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

詳細なご説明ありがとうございました。地獄で仏を見た気持ちです^^
NHK(地上波)は現在でも殆ど映りません。NHKに電話して相談した事があるのですが、
電波測定車に来てもらったのですが、「この地域での受信はかなり困難です」と言うのみで何の対策も取ってもらえませんでした。
なので、現在はNHKはBSの高い受信料を払って観ています。
NHKからの助成金の話は初めて聞きました。
受信が出来ない原因は高さ約80mの山?です。ここは頂上が神社になっていてその山には絶対にアンテナは建てさせない!と言われてほとほと困ってます。
とりあえず、NHKに再度、相談してみます。
ありがとうございました。

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