団塊の世代です。多くの親御さんは悲惨な戦争をくぐり抜けて来ました。終戦直後の苦しい生活の中で、当然医療費など払える余裕などなく、当時は「金が入ったら少しずつでも入れて貰えばいいから」という仁術のお医者さんがおりました。多くの先生が軍医として徴兵を受けたこともあり、専門外の治療でも素晴らしい医療技術をお持ちの方が多かったことを思い出されます。戦場でさまざまな医療技術を駆使されたのでしょう。専門は専門だけ、産科や小児科は仕事の割りには苦労が多いと敬遠され切実な問題となっています。簡単に言ってしまえば政治家と厚生労働省の失策であり本来ならば国民に謝罪すべきですが、いまさら責任を追及しても致し方ない。切羽詰まっている実情に厚生労働省・都道府県・各医大・医師会が一丸となり対応すべきと思う。急患の受け入れ拒否などが起こらない方策を早急に決めるべきと思う。