まだ落ち着いていないと思います。
ビッグ3の救済計画も不透明ですし、今週は雇用統計発表もあります。
ただ、だいぶ見通しがついてきたのも事実。公的資金の注入などが実施されていくにつれ、金融機関の不安感は減っていくでしょうね。
しかし、公的資金を注入すればするほど財政赤字が悪化するということも頭に入れておく必要があります。つまり、短期的には金融危機の最悪化を回避しつつ、中長期的には米政府の財政赤字の懸念から米ドルの信認低下につながり、ドル売り円買いが進む可能性があります(円買いで円高になれば、日本の輸出産業にダメージを与えます)。