自宅でピアノを教えています。
ソルフェージュというのは、おもに新曲視唱(新しい楽譜を見て歌う)聴音(音を聴いて楽譜に書き取る)等の基礎訓練です。
ぷりんさんのお子さんの先生は、ピアノレッスンのある段階から、これを取り入れる形でレッスンをされているのでしょうか?
一般的には、ピアノのレッスンに必ずソルフェージュ指導を入れるというわけでは、ありません。
私は、最初の段階からずっと続けて、新曲視唱はやらせていますが、
ピアノを弾く以外の事は、されない先生もいらっしゃると思うし、音大教授、講師レベルの先生は、別にソルフェージュの先生を紹介される先生もいらっしゃいます。
ピアノ個人レッスンの月謝、そのレベルは先生によって、全く違うと思います。
(レッスン回数の決め方等も、全く違います。)
おおまかなレベルの分け方は、教材の本の後ろを見ると、わかりやすいです。
全音、音友等の一番最後のページによくあります。
初級、中級、上級等に分けられていて、使用する教本名が書かれています。
以下は、あくまで私のレッスンの進め方です。
初心者(私は、ヤマハオルガンピアノの本1を愛用していますが、トンプソン等も一般的)
そのレベルが終わったら、初級。
バイエル(一般的には、上下巻ですが、私は、上中下巻を愛用していて、中巻にうつります。)併用してバイエル中級程度の曲集。テクニックの教本も始めます。バイエルが下巻まで終わったら、ツェルニー100番(私は、同程度の違う練習曲にしています。)曲集の方は、ブルグミュラー、ソナチネアルバム等にすすみます。
そのレベルが終わったら中級、もう一段階お月謝も上げて、さらにレッスン時間を1時間に延ばして、ツェルニー30番、ソナタアルバム、ショパンワルツ集等。
上級は、ソナタアルバム後期、ショパン、シューベルト、シューマン、その他色々な曲集。
子供の力によって、中級からバッハも併用しています。
初心者の段階を過ぎたら、
テクニック系の本、(ピアノのテクニック→ハノン)
同じくテクニックのテキスト(バイエル→ツェルニー→ショパンエチュード等)
曲集(それぞれのレベルに併せた曲)
バッハ(小品集→インベンション→シンフォニア等)
の4つを平行しながら、進めるのが一般的なのではないでしょうか。
(バッハを曲集に入れて、3つにする場合も多いと思います。)
レッスンの進め方や、お月謝の上がり方等、先生に直接聞きにくいですよね?
私自身は、レッスンのレベルと時間、お月謝等を明記した簡単なプリントを作成して、最初に保護者の方に渡していますが、ぷりんさんも先生に丁寧に質問されてみるといいと思いますよ。
ちなみに私の娘もピアノを習っていますが、自身では教える事ができず
(家庭内暴力に発展するほど、親子仲が悪くなるので)他の先生につけています。
その先生は、初級でも上級でもレッスン時間もお月謝も同じという方法をとられていらっしゃるし、ソルフェージュは、教えていません。
なので、本当に先生の指導に対する考え方は、それぞれだと思いますよ。
===補足===
ベスト回答をいただきまして、ありがとうございました。
質問に答えたいと思っても、書いてみると、自分で自信を持って答えられる事は案外少なく、ぷりんさんの質問を見て、これこそ私が回答できる内容だと思って、勇んで書いてみたら、力が入ってしまい、すごい長文でかえってわかりにくかったかなと反省してました。
お子さんは、ピアノを楽しんで続けていらっしゃるんですね。
私は、ピアノを毎日練習して、続けていくという事は、子供の成長において、とても貴重な経験になると思っています。
またピアノを通して、表現する喜びという感覚を知って欲しいなと思っています。
その経験は、ピアノ以外でもお子さんの人生の中で生かされていく事だと思うので、細く長くでも良いので、できるだけ長く続けていけると良いですね。
(私の娘にもそう思っています。)