とても熱心なご指導をしておられますね。関心します!
しかし、その後輩さん、責任感が備わっていないように思います。
あなたや周りの方が親切過ぎて甘えているのではないでしょうか。
自分は責任を持ちたくないから無関心にしている、誰かが責任を取ってくれるから自分がやらなくてもいいんだと思っているように感じました。
仕事のできない部下をお持ちだと何かとハラハラされるでしょうが、
突き放して責任を取らせるのがいいように思います。
相手は一社会人ですので、これ以上の手厚いご指導はもう必要ないのではないでしょうか。
知人の職場にも知人を頼りっきりの後輩が居て、何度も同じことを繰り返し聞くものだから、「一度しか言わないよ、メモ取ってね」ということを毎回のように強調して説明するようになったそうです。しばらくしたら、メモにとって自分で確認し自分で考え行動するようになったそうです。
これと同じこと、やってみてはいかがですか?「一回しか説明しないから、責任を持ってやるように」ということを『毎回』強調しながら説明し、同じことを聞いてきても「この前説明しましたよ」と突き放して様子を見てはいかがでしょう。説明したこと以外の質問に対しても「では一回しか言わないからメモ取ってね」と。
「一度しか」という言葉は本人に責任があることを自覚させるいい言葉だと思います。最初は分からなくても何度も言われていたら、しっかりしなくては、と考えさせられる一言だと思います。
それでも「知りません」「聞いてません」を強調したり、何度も同じこと間違えたりしたら、文字通り「責任」を取ってもらうしかないと思います。その人のやる気のなさ、できなさを頑張って隠そうと周りがカバーしてあげるのではなく、できなさを上司などに知ってもらうしかありません。
周りの迷惑になるからとつい厚く面倒見てしまう気持ち、分からなくもないですが、周りがフォローしてあげるのにも限界があると思います。
いつか会社にとって大きな失敗をする前に、責任感をしっかり植えつけるべきです。厳しいでしょうが、向上心、責任感のない人はどこに行っても使えません。あなたがこの駄目な後輩に責任感を持たせてやるんだ、という親心?で心を鬼にして接してみてはいかがでしょうか。