株式投資に入る前に、私はまずは投資信託(ファンド)、
中でも日経225に連動するタイプのインデックス型ファンドをお勧めします。
株式の場合、その企業の決算や業績に気を配る必要がありますが、
日経225連動型ファンドの場合、日経平均の動き、ダウ平均の動き、ドル円レートなど、グローバル経済の情勢を注視すればよく、それらはニュースや新聞で一般的に知りえる情報ですから、取っ掛かりとしては非常によいと思います。
ファンドは株式と違ってその日の終値ベースでの売買となりますが、むしろ日中の値動きに一喜一憂する必要がないのも、導入編としてはいいと思います。
購入単位(金額)が株式よりかなり低いのもお勧めです。
さらに、手数料無料のファンドを選べば、細かな売買でどんどん保有口数を増加させることもできます。
(要するに、高いときに部分的に換金し、値下がりしたときに同額で買い直す、という売買です)
これは、マーケットに対する知識や見識が高いほど成功しやすいため、嫌でもグローバル経済や世界情勢に詳しくなってしまいますよ。
慣れてこられたら、日経平均より値幅の大きい香港市場のインデックス型にするとより機動的に、かつ為替レートやアジア情勢などにも敏感になったりします。