私も躁うつ病と3年以上付き合っています。いろんな情報を本やインターネットで調べたり、主治医とも話しましたが、うつ病よりも長い時間がかかるようですね。しかも、人によっては躁とうつの切り替わりで処方する薬が変わる場合があるので面倒です。直そうとあせってはいけない。直すより、病気と上手く付き合うことを考えたほうが良いという意見が多く、私自身その通りだと実感しています。今は薬と周りの人たちの協力、自分自身による管理によってとりあえず、普通に近い状態で生きながらえています。おかげさまで、ささやかな楽しみや何よりも物事に感謝する気持ちが強まりました。
つらいとき…。思い出すだけで、涙が出ます。飛行機に乗るときに「落ちてくれたら楽で良いな。」と思ったり、家族が居ないときに首を吊るのに適した場所を探したり…。最悪でしたし、2度と味わいたくないと思っています。
私が運が良いと思うのは家族、特に子供がいることと、会社の人が病気に理解をしてくれることです。まろんまさんは職場で理解が得られていないのですよね。これはかなり厳しい状況だと思います。ひどい経営者だと思います。
ヤンセンファーマ株式会社提供で株式会社メディカルトリビューンが製作した「病気は誰でもかかるもの、身構えない、恐れない、心の病気」という冊子があるので、病院や薬局などで手に入れて、経営者に一読してもらってはどうでしょうか。この冊子は病気に対する偏見や差別をなくすことを目的にしているもので、じっくり呼んでも20分ぐらいで読める内容です。あなたの周りの人に読んでもらいたいです。もちろん他の冊子でも短時間で読めて理解してもらえるものがあれば、それでよいと思います。
さて、私の場合ですが、とにかくつらい状況に自分を持っていかないことに気をつけています。まず、何事もマイペースで行うこと。人から怠け者と思われても気にしないこと。自分の無理なくできる範囲のことをしっかりやって、できたことに喜び感謝をすること。一週間に一度は外に出て大きな声を出したり身体を動かすこと。一週間に一度は自宅の敷地内から出ずにゆっくりと心も身体も休養すること。自分の力の及ばないことには心配をしても仕方がないと思うこと。(でも心配してしまいますけど。)そして、医者やカウンセラー以外にも相談ができる人を持つこと。(できれば数人タイプや年齢の違った人がいると良いですね。誰かしらから支えになる言葉を得られる確率が高まります。)そして、また何かのきっかけでうつ状態になってしまったときを想定して、なるべくその度合いを小さくするための工夫や無理なく普通に近い状態に持ってゆくための工夫などについて勉強中です。