既に他の方もあげられてることですが、「ネットで得られた情報を鵜呑みにするのは危険」。
人間の心理として1人だけが言うことは「本当かな?」思っても、互いに無関係な10人がまったく同じことを言ってれば「大勢が言ってるんだから本当だ」と思いがちですよね。ところがネットでは「1人の言葉を、接点がない(見えない)9人が鵜呑みにしただけ」が簡単に起きてしまいます。
ある同業者組合が、ある仕事について“独自の”資格を設けてるんですが、そこのサイトを見て勘違いした人が書いたんでしょう、wikipediaに「その仕事に就くにはこの資格が必要」となってるんです。(組合独自の資格だから他へ行けば関係がない)
そしてQ&Aサイトの類で「その仕事に就くにはどうしたら良いか」という質問が出ると、今度はwikipediaを参照した人が「この資格が必要」と答えてる(確かここSooda!の前身のよくばり相談室でも見かけたことがあります)。結果、検索すると「その仕事に就くにはこの資格が必要」とあちこちに載ってるという風に見えてしまう(^^;)
他に、「ネットで調べたら○社や□社は欠陥の話が見つかったが△社は皆無だった。つまり△社は欠陥を出したことがないのだ」と主張するオッサンに出会ったことがあります。欠陥がすべて表面化するわけでも、すべての人間がネット環境にあるわけでもなく、また欠陥だ!と言ってるのが実は無茶な言いがかりというケースもある、こういったことが理解できないようでした。
あとは、悪意でなくても自分の知識や経験が限定されたものだと気付かずあれこれ書く人がいることにも留意が必要ですね。製品の細部にまで触れてあれこれ説明してたのが、ネットや本で知識を仕入れただけで現物は見たことすらない子供だったという例もあります。