この前PEXで検索をしていたんですけど、検索前は確かに130ポイントだったのに検索したら142ポイントになってました。検...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

これはシステムの隙間を抜けた、非常に珍しい現象だと思います。
原因を理解するには、まずPEXの検索システムの構造を頭に入れる必要があります。

はじめに、一般的なポイントサイトは必ずデータベースを使っています。
データベースには、様々な情報を保存する場所（テーブル）が複数あります。
PEXの検索システムの場合は、2つのテーブルを利用しているものと考えられます。
「ユーザのポイント数を管理するテーブル（ポイント管理テーブル）」と
「ユーザの検索回数を管理するテーブル（検索回数管理テーブル）」です。

この2つのテーブルを使って、以下のような順序で動作していると考えられます。
　1.ユーザが検索する。
　2.検索回数管理テーブルから、ユーザの検索回数を取得する。
　3.ユーザの検索回数が、5以上だったら処理を終了する。
　　4以下の場合は処理を続行する。
　4.検索回数管理テーブルの検索回数を1プラスする。
　5.ポイント管理テーブルに、2ポイント加算する。
この他に、午前と午後でポイント獲得を可能にするため、
ユーザの検索回数をリセットする処理が1日2回行われていると思われます。

この様な流れで処理されているので、6回目以降の検索は3番で処理が終了します。
そのため6回目以降は何回検索してもポイントが付与されることはありません。
ですが、これには抜け道があります。

例えば、検索回数が「4回」の状態で「A」「B」という単語をほぼ同時に検索したと仮定します。
すると、以下の様な現象が発生します。
　A1.ユーザが「A」を検索する。
　B1.ほぼ同時にユーザが「B」を検索する。
　A2.検索回数管理テーブルから、ユーザの検索回数を取得する。
　A3.ユーザの検索回数が、「4回」のため処理を続行する。
　B2.検索回数管理テーブルから、ユーザの検索回数を取得する。
　B3.ユーザの検索回数が、「4回」のため処理を続行する。
　A4.検索回数管理テーブルの検索回数を1プラスする。（検索回数が「5回」になる）
　A5.ポイント管理テーブルに、2ポイント加算する。
　B4.検索回数管理テーブルの検索回数を1プラスする。（検索回数が「6回」になる）
　B5.ポイント管理テーブルに、2ポイント加算する。
※A1、A2は「A」を検索した時の命令、B1、B2は「B」を検索した時の命令で
　動作していると考えてください。

A3とA4の間にB2とB3の処理が割りむことで、「A」の検索で検索回数が増える前に、
「B」の検索回数チェックが行われています。
そのため「B」の検索が実は6回目の検索なのに、5回目の検索のように処理されてしまいます。
このような状況になった場合、いつもより多めにポイントが付く事が考えられます。

しかし、この現象は非常にタイミングがシビアで、滅多に起こる事ではありません。
また、狙ってやれる様な代物でもありません。
同じ現象を体験された方もかなり少ないと思います。
こちらのミスが原因ではありませんから、運営会社から何か言われるまで、
ポイントについてはそのままで良いと思います。

最後に、この抜け道を塞ぐ方法も存在します。
しかしあまりにも技術的な話になり過ぎますので、ここでは割愛させていただきます。
興味があれば、「レコードロック」「テーブルロック」「デッドロック」などで検索してみてください。

回答者：けろけろ (質問から41分後)
3

質問

回答してくれたみんなへのお礼

ベスト回答

回答

回答

回答

回答

回答

回答

関連する質問・相談

Sooda!からのお知らせ