5月中旬に用事があって初めてモスクワへ行きます。街での自由時間は24時間程しかなさそうなのですが、短時間でのお薦めの観光...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

じいがモスクワに仕事で行ったのは、もうソビエト時代なんですが、当時は、外国人に対しては2人組みのKGBの人が常時24時間張り付いていたようです。こちらが気付いた後も、同じ服装同じ靴で、ストーカーされたものです。
モスクワの観光って難しいですね。レーニン廟の人形みたいな兵隊が交代時間で瞬間入れ替わりをやるところが印象的ぐらいでしょうか？あとは赤の広場、KGB元本部って所でしょうか。
食べ物は、はっきり言ってボルシチとピロシキ、キャビア以外は、まずいと言うしか無かったですね。キャビアは、丼一杯出てきてとても安くて（クラッカーつき）びっくりしました。ウクライナ産がベストですね。ステーキは最悪です。2回目の出張時は、カップラーメンを1箱持って行ったほどです。ああ、キャビアの事はロシア語で「いくら」と言います。笑えますよね。
ホテルは、今はわかりませんが、当時は入国と共に自動的に決定されました。選ぶ権利は無かったようです。換金については、ホテルよりもシェルメチボ空港の銀行のレートが良かったと思います。しかしながら、市内で乗ったタクシーの運転手の誘いに騙されたつもりでやみ両替したら公式レートの3.5倍ぐらいのルーブルが手に入り、贅沢したのですが、帰国時に残りすぎて、自分が公式に両替した金額より残りが多くて困って空港のゴミ箱に捨てた記憶があります。（コインはいいのですが、当時は紙幣は持ち帰ることが出来ませんでした）ですから、必要以上には両替しないようにご注意下さい。クレジットカードは大体通じます。

ちょっと面白い話もしましょう。
それから、一般のレストランで食事をしようとする場合、いい店は列が出来ていました。しかし夜9時から10時ぐらいで閉店になる店が多く、時間が来ると、幾ら並んでいても、入れてくれません。入れなかった方は、晩飯抜きになってしまいました。
理由がわからなくても権力に弱いと聞いたので、二度目の訪問時には、夜店で買った葵の御紋の付いた印籠をもって行きました。それで何をしたかって？
皆で正装をしてレストランに出かけて、並んでいる列を無視して、先頭に行き
店のボーイを呼んで、その印籠を見せるのです。ボーイは訳がわからず、店の偉い方を呼んで来ますが、その方も訳がわかりません。そこから先は傑作で、こちらが堂々としていたら、列の長さに関係なく上席に案内されました。まるで予約客ですね。その代わり、言葉は通じないのですが、常に堂々と保ち、安いものはオーダーしない、チップは遠慮なく渡すと言う超金持ちを演じなければなりませんでした。もっとも、こちらは、皆、やみ交換したお金を持っていたのでお金に糸目は付けないを文字通り実行できましたが。

もしかすると今は、もっと自由かも知れません。24時間をフルに使って楽しんできてくださいね。

そうそう、大きなこけしの中に小さなこけしが幾つも入っている人形があります。マトリョーシカ人形と言うのですが、日本向け土産には結構喜ばれましたよ。冬用のロシア帽子もすごくいいのですが、日本じゃ恥ずかしくて被れないので買うのは止めました。度胸があればものはすごくいいですよ。
また、空港で売っているアルメニヤコニャックも安くて美味しくていいのですが、帰国時には、コニャック代以上の関税を取られますのでご注意。

晴れた昼間は、大した事無いですが、曇ったり雨が降ったりすると信じられないぐらい寒いですよ。日本だと旭川以上です。服装は気を付けてください。ロシアの帽子は、屋外で脳みそが凍傷を起こさないためのものと言うぐらいですから。
僕らは、手袋をした手を頭のてっぺんに乗せて歩いていました。脳ミソが凍るという感覚を持ったのは始めてでした。変な外人と思われたでしょうね。

回答者：じい (質問から17時間後)
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