昔の商人の鉄則があります。
「損か得かで判断はしない。善か悪かで判断して商いを続けること」だそうです。
一時的には得をするかもしれませんが、その行為が悪であれば必ず後でしっぺ返しを受けるのが人生ですから、例え、そのときは損をしても常に善の道を歩んでいれば、将来が輝いてくると言われています。(王道ですよね)
企業経営の目的は、「利益追求と永続」ですから、長いスパンで善行をしつづけることが基本になければならないことだと思います。
不正を働く企業は、存在してはいけないのです。
損か得かで物事を決めて行動しているから、悪事を悪事と感じなくなって世間や関係者までにも大変な迷惑をかけることになるのです。
社長がこんな考えを持っているから社員も家族も孫末代までが後ろ指を差されることになるのです。
悪は必ず滅びると言うことが理解できない人は、経営者になってはいけないのです。(勧善懲悪が日本人の魂だと思います)
誰も「こんなことをしてはいけないですよ」って忠告をしない人ばかりが周りに集まってくることになるから駄目になるんだと思います。