電気ポット
・電動給湯ジャーポット ボタンを押して給湯する
・電動給湯ジャーポット 電動給湯+エア給湯
_エアポットと同じ機構があります。タイガーの一部機種です。構造が若干複雑になります。
・電動給湯ジャーポット 電動給湯+電池式給湯
_単三電池2本使用で1年程度持ちます。コードを抜いてもお湯がでます。
以上のような種類がありますが、それぞれに、通常のタイプと、槽を2層にして湯温が下がりにくい構造にして電気代を節約できるものがあります。通常のタイプで保温に、1時間40W程度の消費電力がかかりますが、省エネタイプだと30W程度になります。
電気ケトル
電気ケトルはTーFALに代表される多くの種類がありますが、一般的にボディが樹脂で出来ていて軽量です。軽量は大きなポイントなのですが、それはお湯が沸いた時点で、持ち上げてお湯を注ぐので、本体とお湯が入った状態だと結構な重さになってしまうからです。 一部のメーカーでステンレス製のものが発売されてますが、沸騰した時点で金属部分が熱くなりますので、お子さんが居るご家庭ではちょっと心配です。
T-FAL以外のあまり有名でないメーカーのものは沸騰までに時間がかかったりします。
避けて通れないのが、どうしても樹脂の臭いがしてしまうということです。ただお湯ににおいが移ってはないので、そんなに気にはならないと思いますが、どうしても気になる人がいるようです。
長所は早く沸くことです。電気給湯ジャーポットの場合は最低量の水を入れても、沸くのに10分程度かかりますが、ケトルの場合は、カップ1杯からでも使用できますし、1分程度で沸騰するのはいいですね。余分に沸かしても保温できないので、冷めてしまいます。また冷めたものは、カルキ分が飛んでますので、長く置いておくのはあまりよくないと思います。ちょっと温度が下がった時点では再沸騰できないことがあります。
また、メリットの一つが、沸騰したら1分以内程度でスイッチが切れることです。ジャーポットでお湯が少なくなって慌てたことがあるとか、出先でコンセントを抜いたかなって心配が良くある人には、便利な機能です。
また、ふたを開けた状態で中に手が入りますので、水垢とりがやりやすいですね。もっとも本体ごと洗うことはできません。
☆T-FALの製品はふたを開けたまま使用すると、沸騰検知が働かなくて、沸騰してもスイッチが切れないことがあります。
うちでは長い間、電動給湯ジャーポットを使ってましたが、1日の使用量が少なかったので、結局使うのを止めて、しばらくはIHコンロでお湯を沸かしてました。2年前くらいにT-FALを使っている家に遊びに行ったときに、沸く早さがIHよりも早かったので、ジャスティンを購入しました。 沸くのが早いのと、無駄な保温電力を使用しないのが気に入ってずっと使ってます。
ただ、何人かでカップヌードルなどのスーパーカップや大きな焼きカップそばを食べるような時には、1リットルで足りないこともありますから、そのときにはやかんで湯をわかさないといけません。
手入れは上にも書きましたが、水を入れてスポンジで洗うだけで水垢(殆ど着きませんが)も取れるので衛生的でいいです。ジャーポットの時にはクエン酸洗浄したりしても、どうしてもヌメリみたいなのが残りますし、白い結晶が付着するので結構気を使ってました。
上に書いた臭いですが、T-FALにも聞きましたし、大丈夫なのは分かってはいましたが、使用し始めた頃には、お茶を飲むときには気になりました。ここの相談室でも何回かにおいについて相談もあったと思います。しばらくしたら慣れるのかな。
危険性から言えば、持ち上げて注ぐタイプのケトルはこぼしたり落としたりする危険性が増えます。小さなお子さんが居る方は気になると思います。またテーブルから落としたら確実に熱湯が飛び散ります。ジャーポットは最近ロックが2重ですので、あまりそういう心配もないのかなと思います。ただ、これも上に書きましたが、外出時にコード抜いたかなって心配はケトルの場合は皆無ですから、そういう心配は無いですね。
まあ、色々ありますが、電気代の節約が一番大きなメリットです。保温タイプだと、40W×24時間×365日の消費電力になるってのがすごいですよね。保温だけで年間8000円程度になりますから。 40Wとか書かれている分はメーカーカタログにも書かれてますが、電気が流れているのと流れていないのを平均した値のようです。