今のジャー炊飯器は、保温することで、内ブタのところ等に結露することを防止しています。炊飯が終わってから、まだ水蒸気が多いうちにコードを抜くと、内釜や内ブタの温度が下がってしまい、温度差があるところに結露します。ついた水分は他に出てゆくところがないので、釜の底にたまってしまいます。水分についているところのご飯は早めに傷みますし、味も落ちます。
もし、コンセントを抜くのでしたら、水蒸気を若干飛ばしてから、釜のご飯を密閉容器に入れるとかして冷蔵庫や、時間をおくようなら冷凍庫で保存した方が良いと思います。
また、タイマー付きのジャー炊飯器の中には、時計機能が付いている商品がありますが、コンセントを抜いても時刻を保持できるようにリチウムコイン電池が入っています。頻繁にコードを抜いていると、コイン電池を早く消耗させてしまい、ジャー炊飯器は使えるのに、時計機能が使えなくなり、結果タイマー炊飯できなくなります。その時点ではコンセントに繋いで時計を合わせるとタイマー炊飯ができるのですけどね。
時計のバックアップのコイン電池の交換は、メーカーでの修理になりますので、5000円程度かかることがあります。保温をするときの電気代は確かにもったいないですけど、保温をきった状態での待機電力の節約とコイン電池の交換にかかる代金と、どっちを取るかが悩ましい選択になります。