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競馬の名前、9文字までの規定はあるにしろ、これはダメって規定はありますか?
たとえば、皇室関連のお名前はダメとか。。。

文字数規定があるせいかユニークな名前もありますが、申請が却下された名前をご存知なら教えてください。

  • 質問者:おうまさん
  • 質問日時:2012-11-05 16:35:08
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カナで2文字以上9文字まで
英字表記で18文字以内
宣伝になるような名前は不可
国際G1勝ち馬は国際的に馬名が保護される
過去5年間の馬と同じ馬名は不可
種牡馬、繁殖牝馬は登録抹消後20年(30年?)は保護される
日本G1勝ち馬は日本国内では永久に保護される
といった制限があります。
これに関連した質問で、「じゃあ何でヒシマサルはOKなの?」というのが出てきますので、それについても。
初代ヒシマサルは種牡馬になっていますが、自分の馬にどうしても「ヒシマサル」という名前を付けたかった阿部オーナーは、二代目の生まれ故郷アメリカで「ヒシマサル(Hishi Masaru)という馬名を登録してから日本に輸入しました。
すると、「生産国で付けられた名前は優先的に付けなければならない」という規定があり、二代目は無事に日本で「ヒシマサル」の馬名で出走することが出来ました。
外国で馬名登録された場合に生じる問題としては、カタカナ表記にすると9文字におさまらない場合が考えられます。フランスなどでは生産者がセリに出す前に馬名登録をしてしまうために買った馬に馬主が自由に名前がつけられないそうです。
有名な例では「Fabulous La Fouine」という馬はセリで買ったときからその名前が付いていたので、そのまま「ファビュラスラフィン」と登録したかったのですが、文字数が10文字になってしまうため前半を「ファビラス」、後半も響きのことを考慮して「ラフイン」とされてしまい、どこか不自然な印象をファンに与え続けたまま競走生活を終えました。
また、サンデーサイレンスの全妹である「マイライフスタイル」はアメリカでは「Thisis Mylifestyle」という無茶な名前で申請されていたのですが、日本で走るために名前は「マイライフスタイル」とされてしまいました。もし競走馬として登録されずに繁殖生活を送ることになった場合は「ディスイズマイライフスタイル」という長くてけったいな名前になっていたことでしょう。
また、上記2に関しては、日本でも馬名登録時に英字表記の提出を求められます。たとえばマチカネフクキタルは、普通に表記すれば「Machikane Fukukitaru」となりますが、これだと20字(スペース含む)になってしまうので、苦肉の策として「Matikanefukukitaru」として、18文字に収めています。
ついでに、香港では馬名は「漢字4文字まで」と決まっています。フジヤマケンザンが香港遠征をしたときは現地で「富士山」と表記されていました。

  • 回答者:匿名 (質問から4時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

これはダメっていうのは、以下のものがあります。
・サラブレッド造成から今日まで、功績を残した著名な馬の馬名
・国際保護馬名
・日本国外の重要な競走の勝馬の馬名
・カタカナ表記では異なっても、英表記にした際にこの項に抵触するという理由で許可されないケースもある。

・日本国内に「バルバロ」という、ケンタッキーダービー優勝馬「バーバロ(Barbaro)」と
英表記で同一になる競走馬がいる。
「バルバロ」は「バーバロ」と同じ2003年生まれで、「バーバロ」が活躍する以前に馬名を登録されたことから問題はなかった。
ただし、「バーバロ」が活躍した現在では、「バルバロ」の登録抹消後5年を経過しても
「バルバロ」という競走馬名は英表記で「Barbaro」となる事から認められない。

2001年にニュージーランドで生まれた香港所属の「アルマダ」(Armada。以下、香港のアルマダ)が2008年の安田記念に出走して2着となった直後、日本で2006年に生まれた牡馬に同じ名が付けられ競走馬登録された。「アルマダ」が国際保護馬名に該当しないために起こったもので、2009年に香港のアルマダが安田記念への出走を決めた際に、2頭をどう区別するかが問題となった。対応策として、2009年の安田記念にて発券された香港のアルマダの単勝・複勝・応援馬券には、「アルマダ(NZ)」と生産国の略号が加えられた

・GI優勝馬の馬名
以上4項の例外~冠名など別の単語を付け足した馬名は認められることがある(シンザン→ミホシンザン、ベガ→アドマイヤベガといった例がある)。
1989年生まれのヒシマサルは、1955年に生まれたヒシマサルが安田記念などに勝利し、種牡馬にもなっていたため馬名登録できなかったが、1989年生まれのヒシマサルはアメリカで「Hishi Masaru」として血統登録を行って輸入することでこれらの問題を回避したいきさつがある。
GII優勝馬・GIII優勝馬の馬名(登録抹消後10年を経過しないと再使用できない)[7]
1968年の金鯱賞を制したローエングリン(1965年生まれ、父・タリヤートス、母トサモアー)の馬名を再使用した1999年生まれのローエングリンは、中山記念やマイラーズカップなどに勝利した。なお、厩舎、馬主とも両馬との関係はなかった。このほか「コンチネンタル」「ホワイトアロー」などの馬名が再使用されている。
日本の競走馬の系統上、特に有名な種牡馬または繁殖牝馬の馬名
父もしくは母の馬名と同じ馬名
過去に登録された馬名(登録抹消、あるいは死亡後5年を経過しないと再使用できない)[7]
1971年年度代表馬「トウメイ」のように、元々は「メイトウ」にしたかったがこの規定のために使えず、急遽メイとトウをひっくり返して馬名にした例がある。
登録抹消後5年を過ぎれば、他の制限に掛からない限りは自由に使用できる。このことから、同じ馬主が再度使用したために、近親に同名馬が存在するケースもある。実際の例としては「トウカイスバル」があり、1987年生まれの「トウカイスバル」の母トウカイナチュラルと、2003年生まれの「トウカイスバル」の母トウカイローマンは姉妹(ローマンが姉)で、2頭の「トウカイスバル」は従兄弟の関係にある。
馬名変更前の旧馬名(変更後2年を経過しないと再使用できない)
繁殖登録された馬の馬名は、以下のいずれかの条件を満たさないと再使用できない。
種牡馬の場合-死亡後15年が経過する、最後にその馬を父とする産駒が産まれてから15年が経過する、満35歳になる
繁殖牝馬の場合-死亡後10年が経過する、最後に産駒を産んでから10年が経過する、満25歳になる
特定の個人・団体名など宣伝(営利)目的のような馬名[7]
例外-馬主自身の名称や商標については冠名として認められる(「オンワード」・「サクラ」・「ニホンピロ(ー)」など)。
戦後しばらくまではこの規制はなく、「ヒヤキオーガン」や「マルマンガスライタ」という商標そのままの馬も実在した。
ブランド名、商品名、曲名、映画名、著名人などが含まれる馬名
例外-著名人では「リンカーン」「シャラポワ」「ペリー」「シンゲン」などフルネームでない場合や、著作権に触れないフルタイトルでない作品名(あるいは、その作品の登場キャラクター)、冠名を伴う馬名は認められることがある。1980年代半ばに「プリンセスナウシカ」、1990年代には「サザンシルフィード」(漫画『風のシルフィード』の「サザンウィンド」と「シルフィード」から引用された)、2000年代には阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬「テイエムプリキュア」など、その時代のヒット作を感じさせる馬名も存在した。
なおアイルランドの競走馬には「ジョージワシントン」がいる。
馬の性別にそぐわない馬名
1976年に輸入されたRaise a Ladyというアメリカ産種牡馬が日本ではレイズアボーイという名前に改名された例がある。
例外-「ウズシオタロー」「オンナウルトラマン」のように牝馬でありながら認められた例もある。「トムボーイキャット」(tomboy=おてんば娘)や「オトコマサリ」など、単語の一部に異性を表す言葉を含んでいても単語全体が性別と一致する場合は使用可能。また「アドマイヤベガ」は母「ベガ」の馬名を含んでおり、由来である恒星ベガには日本語では「織女星」の別名があるが、原語では性別を表す語を含まないため認められた。
公序良俗に反する馬名[7]
いわゆる放送禁止用語に該当するような言葉を含む馬名。ただし一見そのように見える言葉を含む馬名でも「チェリーコウマン」(馬主が有限会社弘馬〈こうまん〉であることに由来)や「キンタマーニ」(インドネシアの地名キンタマーニに由来)のように、冠名としての利用や正当な馬名意味として証明できる場合には認められる場合がある。
再使用禁止馬名以外で、現役馬・登録抹消馬・種牡馬・繁殖牝馬に類似する馬名(特に1文字違いや発音)
却下例-「チョウカイテイオー」(「トウカイテイオー」に発音が似ている)
採用例-「ナイキシャトル」(「タイキシャトル」に発音が似ている、1文字違い)
採用例-「クラローレル」(「サクラローレル」から頭の1文字を削った)
競馬用語・競走名などと同一もしくはそれらが含まれる馬名
実況放送で紛らわしく混乱が起きる懸念があることから認められない。小田切有一が「ニバンテ」という馬名を申請したことがあるが、この理由で却下された[11]。同様に地方競馬全国協会においては馬名の末尾にゴオ、ゴウ、ゴー、を用いないという制約もあった(2002年よりこの規定は削除された)。すなわち場内放送などで『〇〇号の進路が…』などという場合に不都合で紛らわしいからである。[12]:競馬関係者の名前や通称として用いられているものも同様に認められない(例:「アンカツ」など)。過去には1971年生まれの競走馬に「タケユタカ」が実在した例はあるが、これも武豊という騎手がいる現在では馬名として登録できない。
カタカナ表記では異なる馬名でも、アルファベット表記では同一もしくは類似となる馬名

  • 回答者:Sooka! (質問から17分後)
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この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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