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この「保護者への説明を濁す裏で学校も必死に調査し、事情を知る生徒を特定して口を封じる」というご意見をどのように思いますか?

女性セブン2012年8月9日号
http://www.news-postseven.com/archives/20120730_133277.html

 大津の中学2年生の生徒が自殺した問題を機に関心が高まっている“いじめ”。過去にいじめによる自殺で娘を亡くした遺族はいま、何を思うのか。

 14年前の夏、愛娘をいじめによる自殺で失った体験からNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」を立ち上げ、学校を中心に、いじめの不条理を伝える講演活動を行う小森美登里さんは、いまでも、「娘はいじめを訴えた学校に放置され、亡くなっていった」と、断言する。

 当時15才の香澄さんは神奈川県下の高校に通う1年生だった。彼女へのいじめに加わったのは、クラスが一緒で同じ吹奏楽部に所属する女子3人だった。言葉によるいじめが始まると、じきに香澄さんは心身の不調に陥った。

 小森さんは、学校を頼った。力になってもらえると信じて担任に相談したり、うつ状態になって心療内科にかかった結果も報告したが、しかし学校は動かず、いじめは放置される。娘の死後、「事実を知りたい」と小森さんは訴訟に踏みきった。ひとつかみの事実を手にするのは、高裁まで争った末のことだった。

「事件直後に学校は生徒に『作文』を書かせていました。学校が開示した調査書類のなかから、直接娘の香澄から相談を受けていたという友達の記述が出てきた。自殺を図る直前、彼女と携帯電話で話した内容が、詳細に書かれていたのです。でも学校は初めから私たちに、『残念ながらいじめにかかる記述は1か所もありませんでした』と嘘をついてきた。それが嘘と判明するのは、高裁での和解の後、娘が亡くなって9年もたってからです」(小森さん)

 長く不毛な法廷闘争の成果をあえて上げるならば、学校という組織の常識を学んだことだ。

「いじめ自殺があったときは、保護者への説明を濁す裏で、実は学校も必死になって調査をしています。けれども、それは原因究明のためでなく、事情を知る生徒を特定して、口を封じるためのものなのです。聞き取りをして確認できた時点で、重大な事実は隠蔽されてしまいます」(小森さん)

 子ども未来法律事務所の徳岡宏一朗弁護士は、被害者の親が、民事訴訟によって事実解明を試みるリスクをこう語る。

「原則では、被害を訴える側が、加害行為や因果関係などを実証しなければならない。子供を亡くしたうえに、親が実証責任まで負うのは過酷すぎます。生徒を自殺に追いやった場合は、学校と教育委員会がどのようないじめ調査を行うか文科省が定め、いじめが認められれば、自殺との因果関係も認めるというように、制度そのものを変えなければならないと思います」

・・・アタシも「親が実証責任まで負うのは過酷」だと感じます。

「苛め記述は1か所もない」という嘘が分かったのは、娘さんが亡くなって9年もたってからで、しかも和解の後なんてむご過ぎると思いませんか?

  • 質問者:匿名
  • 質問日時:2012-08-11 17:27:49
  • 0

教師がしっかり教育者としての自覚を強く持っているのならば、

いじめられた子供たちのSOSに対してしっかり対応し適切な措置を取る事が出来たと思いますね。

それで救われる子供たちは沢山いるはずです。安心して学校に行かせられなくなってしまいますね。

都合の悪いことは全て蓋をしてしまっては改善されることなどは決してなく、

又新たな被害者を生むことにしかつながらないと思いますね。

  • 回答者:匿名希望 (質問から6日後)
  • 1
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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和解って一番良い解決に聞こえますが、したらだめなんだと思いました。
加害行為や因果関係を実証するなんて無理でしょう。
そんな権限持ってないのに。それに素人ですよ。
結局公務員は公務員の味方なんですよ。あちら側の人間なんです。
特権意識を持っている物同士でお互いをかばい合うのです。
自分達の利益が露程ももれないように。
甘い密の量は限られてますから。

  • 回答者:むごいね (質問から11時間後)
  • 1
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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