マネジメント・バイインとは何ですか？解りやすく教えてください。|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

企業買収手法の1つ。
MBOの一類型で、企業を買収した投資家（バイアウト・ファンドなど）がその企業に外部から経営者を送り込んで建て直しを行い、キャピタルゲインを狙う方法。通常、送り込まれた経営者が買収対象企業の株式を取得する。
事業継承を前提にして売却側が外部から経営陣の招聘（しょうへい）を望む場合や、経営経験者や会社再建経験者などが主導してファンドと共同で出資を行い、対象企業に乗り込んでいく場合もある。
経営の専門家が経営改革を行うので、技術力やブランド力はあるが経営を行う人材が不足している企業などでは有効な手段となる。
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/mbi.html

===補足===
投資ファンド等が、対象会社や対象事業部門に経営陣を派遣する前提で買収すること。人材市場とくに経営者の流通市場が発達しないと活発化しないとされてきたが、近時、投資ファンドが買収企業に新たな経営陣を送り込む事例が増えている。
http://www.cm-capital.com/glossary/index.html?term=49
MBO（Management Buyout）とは、企業経営者や幹部社員が、自己資金もしくは他の投資家の資金を利用して、自社あるいはその一事業部門を買収することをいいます。
MBOの形態は様々
MBOは狭義の意味では、経営層による企業買収を表します。資金調達を経営層の手持ち資金のみで行う場合は比較的小規模なものとなりますが、複数の投資家が出資し、銀行等の融資を組み合わせる大規模なものまで様々なものがあります。
なお、近年、MBOの派生的な形態も見られます。例えばMBI（マネジメント・バイイン：社外の新経営者となる者が買収を行うスキーム）や、EBO（エンプロイー・バイアウト：従業員のみによる買収）などがあげられます。日本では、これらも含めてMBO（もしくは単にバイアウト）と総称されることもあります。

日本の風土に合ったスキーム
MBOは、新経営者にとっては、自らが株主となって事業を推進していくため、経営への裁量性や独立性が強まり、成長へのインセンティブが促進されるといったメリットをもたらします。
他方、売り手となる会社にとっては、非主力部門を本体から切り離してスリム化を図り、売却代金を主力事業等に活用できるという利点があります。また、第三者でなく気心の知れた幹部社員に事業を売却するという安心感がメリットといえます。さらに、事業売却後も一定の株式を保有し取引関係を維持したり、将来の買い戻し条件を付するなどの柔軟な対応も可能となります。
MBOは、事業を推進してきた経営者・幹部社員がそのまま株主となって独立するため、「のれん分け」に近く、日本の風土に合っているといわれています。
実際、2002年頃から、日本でもMBOが増大しています。大企業では、一事業部門を分離する方法として、また中小企業では、オーナーの事業承継の方法として活用されることが多いようです。
なお、政府も産業活力再生特別措置法の中で、MBOの活用による優遇措置を設けており、制度面での活用環境も整備されつつあるといえます。
http://www.nri.co.jp/opinion/r_report/m_word/archive2/mbo.html

回答者：匿名 (質問から8分後)
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