ダイエットはとても難しいものですので、簡単には私もアドバイスは出来ません。
専門家でもないですし。
無責任な言葉かもしれませんが、参考までに。
最初に言っておきますが、ダイエットは長期的に見るものです。
1週間とか半月とかで結果に一喜一憂しても、意味がありません。
即効性のあるダイエット(と言われるもの)は、大抵身体に悪く、また反動の大きい物が多いです。
成功しない人はまずこういうタイプが多いでしょう。
まず運動ですが、聞いたこともあると思いますが、有酸素運動をしないと脂肪は燃焼しません。
足パカ運動というのはよくわかりませんが、
腹筋や背筋、腕立てなどは、やってみると判ると思いますが、大抵力をいれるために息を止めてしまいます。こうした、瞬発的な運動は脂肪より糖分を先に使ってしまうので、あまり効果がないのです。
脂肪を燃焼させるなら、ジョギングのような、呼吸をしながら、軽度な運動を長時間続くもににするべきです。
ストレッチはダイエットに限らず健康のためにおすすめしますので、
なるべく息を止めないように意識しながら、無理のない伸ばし方でゆっくりやってみましょう。
ただ、腹筋なども全くの無駄ではありません。
長期的に見れば筋肉が鍛えられますので、筋肉の多い体は基礎代謝量(呼吸などで、放っておいても消化するカロリー)が多くなり、痩せやすく太りにくい体質になるからです。
また書かれていませんが、腕立て伏せは大胸筋が鍛えられます。位置的に胸の土台になりますので、見た目として、バストアップの効果もあります。
※土台が上がる分、トップと共にアンダーも上がる傾向があるので、カップは上がりにくいと思います。
食事は、ありがちな言葉ですが、「規則正しく、栄養バランスよく」食べましょう。
間食はやっぱり控えたほうがいいです。
ですが、普段の食事は普通の量、もしくは気になるなら8分目くらいまでは食べたほうがいいです。
理屈から言えば、食事を取らないと入ってくるカロリーが減るので痩せそうですが、
基本的な栄養が足らないと、身体は脂肪よりも真っ先に「筋肉を」分解してしまいます。
これでは筋肉量が減るので、体重の見た目は減っても、脂肪は減っていません。
また先に書いたように、筋肉が多いと基礎代謝量があがりますが、逆もまた真です。筋肉が減ると基礎代謝量が減るので、「痩せにくく太りやすい」体になってしまいます。厳重注意です。
心理面では、毎日体重を測っては、折れ線グラフをしっかり記録することですね。
下がっていくのを見れば、やっぱり励みになります。
ただし、最初に書いたように、長期的に見るもので、一日の結果に一喜一憂しないでください。
「前測ったら-1kgだったけど今日は+1kgだった」とありますが、気にしないことです。
考えても見てください。
喉が乾いたとコップいっぱいの水なりジュースなりを飲むだけで、1/4キロくらい増えちゃうわけで、食事をする前と後ではもっと大きな差になります。
逆にトイレで用を足す前と後でも当然体重は変わります。
またよく、寝ている間にコップ1杯以上の汗をかくといいますから、寝る前と目覚めた朝とでもちがうでしょう。
でもどれも、脂肪の増減とは無関係です。短期的な体重の変化など、こうしたものの積み重ねと思って、気にしないでグラフを付け続けたほうがいいです。
ただし、
グラフが下がってきたからと言って、嬉しくなったからと言って、先にも書いたように食事を取らないようにするのだけはやめましょう。危険です。
また、グラフを付け続けて効果が出始めても、ある程度期間が過ぎると、一度体重の減少が停滞します。これも、身体の一種の防御反応なので、絶対に、焦って食事を抜いたりしないことです。
むしろ「そういう時期もある」と割りきって、それまで効果が出ていたペースで続けましょう。スランプに陥った選手がそれを克服するように、やがてまたグラフが下がり始めるでしょう。
とにかく、楽しんで、焦らず、あまり精神的に数字の変化を気にしないようにすることです(って、それが難しいんですけどね(笑))。
最後にもう一つ。
背中の、上の方。首や肩の下のあたり、肩甲骨からちょっと上くらいでしょうか。その辺りには「褐色脂肪細胞」という細胞が多めに集まってます。この細胞は、身体を冷やさないように体温を上げるため、脂肪を燃焼させて発熱する細胞群なのです。
この付近を冷やすようにすると、身体は「寒くなった。体温をあげなくては」と錯覚し、この褐色脂肪細胞が活発に作用、つまりは脂肪を燃焼して体温に変えようとしだします。
「寒いと感じない程度に」冷やしてみると、効果があると思います。
※寒いと感じるほどになると、今度は身体が防御反応を起こし、脂肪を蓄えようとするからです。特に、あまり上の方まで冷やしすぎて、首の頸動脈を冷やしてしまうと動脈の血液を冷やして体を芯から冷やしてしまい、風邪を引いたりと体調も崩しかねません。
私は医者ではありませんが、大学では生物化学や薬学を専攻しました。その知識と自分の経験(笑)からの私のダイエット観を書いてみました。少しでも参考になれば。
===補足===
サウナで痩せる、みたいな話を聞くことがありますが、あまり私にはその理屈がわからないので半信半疑です。汗を沢山かくと、当然水分はたくさん抜けるのでその直後などは体重が減ったように見えますが、当然身体から水が抜けただけで脂肪は(理屈では)減らないので、これだけ見れば、ダイエットとは言えません。
よくボクシング選手が、試合前に体重を落とす前にサウナに入ったり、縄跳びしたりジョギングしたりと激しい運動をしていますが、あれは、すでに脂肪が殆ど無い身体を、さらに試合の規格に収まる体重に落ちるように「水分を」落としているだけですので、ダイエットと勘違いしないように注意してください。
ただ、「サウナ ダイエット」で検索すると、なんか色々とサイトが見つかるので、全く効果がないというわけではないかもしれません。その辺りはご自身で見てみてください。
また「小顔体操」「太もも痩せ運動」「マッサージ」というのも、具体的によくわからないのでコメントは控えて、他の方にお任せします(笑)。
- 回答者:長文失礼しました。 (質問から3時間後)
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