名前は分りますが技を見てすぐには分りません
スープレックスとスロイダーとサルトの相違点を把握しようにも無理です
プロレス関係者でも把握できている人も少ないでしょう
スープレックスの神様のカール・ゴッチ曰くスープレックスとは
相手レスラーの後からレスラーの胴を両手でクラッチしてからの反り投げ
さらにブリッジで固めるものだけをスープレックスと呼ぶと語ってました
他には相手レスラーをブリッジして固める技をスープレックスとも語ってました
基本はジャーマンスープレックスのことを指します
プロレスの記事では前田日明が凱旋帰国した時に12種類のスープレックスを
操るレスラーとして紹介された言がありますがその時にゴッチさんは
ジャーマンスープレックス以外の他はスロイダーとサルトになると言ってました
ゴッチさん曰くスロイダーは相手レスラーの腕を前から掴んで投げる技で
スープレックスとスロイダー以外はサルトになるようです
フロント・スープレックスもサルトの一つになるようです
ブリッジで投げて固める技がスープレックスで他はサルトになると言う解釈になりますが
サルトとスロイダーという名称もカール・ゴッチさんが前田の12種類のスープレックスの紹介の時に言った技名ですからそれで初めてその言い方を知りました
プロレスが紹介されてから長年ジャーマン以外の投げ技もスープレックスと言われてきてますから サルトもスロイダーもついスープレックスになります
プロレス記事でもスロイダーまでは出てきますがサルトという名前は見る機会が殆ど
皆無状態です
スロイダーは分りますが技をぱっと見てスープレックスかサルトかは判別できません
多分スープレックスと解釈してしまうでしょう
カール・ゴッチがいなくなってからはもうサルトと呼び方は日本では言われる事が
ない状態です
最近は指の向きとか技の入り方が変わるだけで技の名称が変わる時代ですから
サルトかスープレックスかどうかはもう無理でしょう
アメリカではバックドロップの事もスープレックスと言うことがあるくらいですから
スープレックス=投げ技みたいな風潮もあるくらいです
プロレスの記事やプロレス中継など会社によっても変わるくらいです
相違点の把握は難しいです