高校のときに地学をとってました。
本当のところは誰にもわからないでしょうが、一応、あるというのが今の見解だそうです。でもきっと違う見解もあるでしょうね。
参考までに地学で習ったことを簡単に書いてみます。
宇宙ははじめビックバンという大爆発から生まれたことはよく知られています。それからずっと、現在も、宇宙は膨張していると考えられています。 そのことは、天体(星のこと)が、実際に見えるはずの色より赤っぽく見えることで証明されているそうです。これは天体が地球からだんだん遠ざかっているから起こる現象で、ドップラー効果といいます。
身近なところでは、救急車が近づいてくるときはサイレンが高く聞こえて、自分の横を通り過ぎて遠ざかっていくときはサイレンが低く間延びして聞こえるのと同じ現象です。ちなみに、光の場合近づいてくると実際の色より青っぽく見えます。そして遠ざかるスピードが速ければ早いほど、より赤みが買って見えます。逆も然りです。
それで、いままで天文を観察してきた結果から、より遠くの星のほうがより早く地球から遠ざかっているそうです。宇宙はピックバンが起こったところから膨張しているので、遠ざかっていくスピードが速い天体のほうがより宇宙の端に近く、しかも古い天体だとされています。
長くなりましたが、その天体が遠ざかっていくスピードが高速に達するところが、宇宙の端だと考えられているようです。その距離を求める式(赤方偏移と遠ざかる速さと天体との距離の関係式)もあるのですが、残念ながら詳細を憶えてないです;一年経ってないのに…。 ハッブル定数(v=Hr)で調べてみると出てくるとは思います。
でも本当のところはずっと謎なんでしょうね。 高速以上で遠ざかる場所があると、その光は永遠に地球には届かないのですから、観測しようがないですし… でもそんな中でも今では結構宇宙のことが解明されてきているようです。機会と興味があれば、天文学に触れてみるのも楽しいと思いますよw