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知人の中小企業の経営者に代わりお聞きします。

その会社は設立35年、幅広く飲食業を行っているのですが、設立以来社会保険と労働保険に加入していないそうです。

ところが、現在従業員に保険の加入を求められており、これから加入すると、これまでの未加入・未払い分をさかのぼって払わなければならないらしく、そうなると「何百万にものぼる金額を負担できない」と、頭を抱えています。

このように従業員に保険を加入させる場合、やはりさかのぼって未払い分を国に払わなければならないのでしょうか?

それとも、他に負担がかからない方法があるのでしょうか?

保険や法律に詳しい方からのアドバイスを、どうぞよろしくお願いいたします。

  • 質問者:匿名
  • 質問日時:2010-06-18 10:52:02
  • 0

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よく労働者の方は、何も言われなかったですね。

退職された労働者の方がいらっしゃったと思いますが、退職後すぐ職につかれ雇用保険をもらわれていないということでしょうか?

それに、労災事故や通勤災害はここ35年間なかったのでしょうか?

そういうことはまずあり得ないと思いますので、どういう処理をされたのでしょうか?

私の浅学非才の知識では、少なくともどの保険も2年間は遡って、保険料を支払う義務があるということになると思います。

保険料は、従業員に支払っている賃金額に保険料率を掛けて算出します。

例えば、労働保険料のうち、労災保険の方は、全従業員に対し支払った賃金総額に対し、飲食業の保険料率が掛けられて保険料が算出されます。これは、個々の労働者ごとに保険料が算出されるものではありません。

また、社会保険料と労働保険の雇用保険料については、その従業員たちが個々にもらっている賃金額に保険料率をかけて保険料が個別に算出されます。

労災保険は、全額事業主負担ですが、社会保険と雇用保険は、労働者負担部分もあります。
雇用保険料は2年間でも大した金額にはならないと思いますが、社会保険料は2年間は結構な金額になるのではないでしょうか。

この35年間も支払いを逃れてきたわけですから、せめて2年間分ぐらい支払うのは当然でしょう。

===補足===
まじめに保険料を払っている人からすれば、「盗っ人猛々しい」ということになります。同情の余地は全くありません。

それに、今まで労働者の方が、よく社会保険事務所や安定所、監督署に行かれなかったですね。

不思議でなりません。

少なくとも、役所に分かった時点で、2年分は払わされるでしょう。

  • 回答者:パソコン叔父さん (質問から11時間後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

>それとも、他に負担がかからない方法があるのでしょうか?
ない

会社をいったん解散して、あたらに会社を作って移動するしか。
でも、この手を使っても新規に加入するときに、前の会社の分も
請求される場合があります。経営者も別にしないと無理ですね。
経営者が別でも、関係者の場合は無理です。

結構、逃れるのは無理です。

>このように従業員に保険を加入させる場合、やはりさかのぼって未払い分を国に
>払わなければならないのでしょうか?

分割には応じてくれますが、必ず払わないと今は、無理になってます。

  • 回答者:匿名 (質問から30分後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

大変詳しいご回答ありがとうございます。

やはり、このまま未加入状態を続ける以外、負担を逃れる方法はないのですかね・・・

知人が気の毒です・・・

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