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質問

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ボーカルなどの経験がある方にお聞きします。

こんにちは。

中学生の男子です

将来は歌手になりたいと考えています。

歌うとき、高音になると、裏声に聞こえるのです。
具体的に言うと、境界線としては、B'zさんの「OCEAN」の「けがれなく~」の「な」くらいの高さのところです。(わかりづらくてすみません)
声質は、普段の声は普通の人より低く、平均より少し太いです。

これは高音になると喉声が原因で声が細くなっているのでしょうか

また、この声は直すことはできますか


それと、もう一つ質問があるのですが、YUIさんというアーティストがいますよね
最初は興味なかったのですが、あの声に魅せられて今ではよく聞いています。
YUIさんは、細めの声からいきなり力強い声になりますよね

わかりづらいと思うので例を出すと、
「Tomorrow's way」の最初の部分と、「Merry-Go-Round」の歌詞の「か~えり~み~ち~」 の部分を比べていただければ分かりやすいかと思います。

どちらか片方だけでも答えていただければ幸いです。

よろしくお願いします。

===補足===
二つ目の質問が質問になっていませんでした。
本当にすいません。


(続き)そのような声は意識して出しているのでしょうか?
それとも自然なのでしょうか?

  • 質問者:Peper
  • 質問日時:2010-06-08 22:56:36
  • 0

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バンドのヴォーカルをやっていた者です^^
独学なので、細かいことはあまり覚えていなくて大雑把ではありますが、
実体験をもとに、回答させて戴きます。

高い声が細く、裏声のように感じるのは、
Peperさんは、自分が思っているほど、高音を出すことに慣れていないせいだと思います。

そもそも、発声の仕組みが、高音域を出す時に、
声帯の部分が、きゅっと堅くなり締めることで、高い声が出るようになっているので、
高音域になると、細く聴こえるのは、発声の仕組みを考えれば、
自然なことですので、不自然なことではないです^^

仕組みがわかったところで、
高音には大きく分けて、地声のように聴こえる高音と、裏声のように聴こえる高音の
2種類があります。

裏声で出るなら、高音域をまかなえるので、よっぽど困ることではありませんが、
高音も地声のように聴こえるなんて素敵ですよね?

一つは、オケが崩壊しない程度に、自分の歌いやすいキーで歌うと、
高音域も地声になります。(録音しながら、自分の声質にあったキーを確認しましょう)
もともとオリジナルキーは、そのアーティストが歌いやすいキーになっているので、
そのキーを歌いこなすのは難しいです。
無理にそのアーティストに合わせようとするので、
下手な訳ではないのに、歌ってみると、ちょっと変?に聴こえるのは、その為です。

二つめは、自分の憧れのアーティストの歌い方を真似して歌ってみることです。
発声は、指導書を読むよりも何よりも、自分で発声の感覚を、
身体で覚えてつかまなければなりません。

耳でよく聴いて、地声を意識して真似して歌ってみると、
そのアーティストのテクニックが、知らず知らずの内に身についている!
なんてことがよくあります。
私も、あるアーティストの曲を歌えば、
普段は出来ないビブラートが出来てる!とかあります^^;

三つめは、高音域の曲ばかり歌って、その音域に慣れてしまうこと。
使える音域が広がると、練習している音域よりも、ちょっと低めの音域が出しやすくなるので、高音域をどこまでも出せるようにしておくと、
歌いたい曲の高い部分も地声になる…というパターンもあります。

私の場合は、三つめの方法で歌の練習をしていく内に、
地声のような高音が出せるようになったかな?と思います。


力強い声を出すには、それなりの腹圧が必要なので、
歌う時に使われる筋肉を鍛えねばなりません。

腹筋をしても、スポーツの時に使われる筋肉が鍛えらてしまいます。
歌う時に使う筋肉は、歌うことで鍛えられるので、
力強い声に腹式呼吸は、必要不可欠ですね。

===補足===
評価とコメントをありがとうございます!

私も、どう歌ったら上手に聴こえるのかについては随分悩みました。

ネットで検索してみても、ボイストレーニングの方法がたくさん書いてありますが、
実際トライしてみると、これで合ってるのかどうかが疑問なので、
独学で歌の練習→よくわからないからボイストレーニングに通う?
というパターンになっちゃうんですよね^^;

やっぱり、早く上達したい人にとっては、月謝を払ってボイストレーニングに通ってしまうのが、手っ取り早いので。
私は無理に独学で突き進みましたが(笑)

自分の音域が広がると、トップの音よりもちょっと下の音域が格段に安定しますし、
歌える曲の幅も広がるので、おすすめです^^

ヴォーカリストは、自分が歌って気持ちよく聴こえるよりも、
どう歌ったら相手に気持ちよく聴こえるのかが大事です。

自分の脳内で聴こえる歌声は、自分の身体の色々な器官で響いている音が聴こえているので、どうしても上手に聴こえてしまうんですよ。
周りが聴いている歌声は、単純に自分の口内で響いている音しか聴こえていないので、
テープなどに録音した歌声を聴いて、「何か違う」「こんなに下手だとは思わなかった」
って思ってしまう所以ですね。

人に「聴かせる」練習をしていると、自分の内(なか)ではちょっと違和感があっても、周りが聴いている歌声が綺麗に聴こえている…という感覚が生まれると思うのですが、
自分の想像する歌声と録音した歌声に差がなくなってくると(録音した声の感じが記憶されるようになってくる)
だんだん自分の思う通りにあやつれるようになって来ます。

周りが聴こえている自分の歌声というのは、テープなどに録音された歌声と、
ほぼイコールなので、自分の歌声を録音しながら練習するのは、
上達の近道だと思います。
テープで綺麗に聴こえるようになってしまえば、周りにもどんな風に聴こえているのかが想像できるので、自信もつくでしょうし^^

発声の感覚が自分でつかめると、おのずと指導書などの内容も、
どういうことが書いてあるのか、よくわかるようになって来ると思います。

ヴォーカリストは自分の身体が楽器。

ギターやピアノなどの楽器は良いものを使えばそれなりに良い音色が出せますが、
ヴォーカルだけは、肉体という楽器を自分で磨かなければならない、
自分の頑張りが如実に出る、難しい楽器だと思います。

自分の声質は骨格によって決まってしまうので、生まれ持った声質は一生涯つきあっていくしかありません。
自分の声の活かし方を研究しながら、オリジナリティーが出せるようになるのが理想ですね^^

未来のボーカリストさん、頑張ってください!

  • 回答者:匿名希望 (質問から50分後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ご丁寧な回答本当にありがとうございます。
裏声に聞こえるのは不自然ではないとわかって安心しました。

しかも、トレーニング(?)の方法まで教えてくださって、期待以上の回答に非常に驚いています。

本当にありがとうございました。





補足です。

実際、小5くらいのときに、自分の声を録音して聞いて、ショックをうけた一人です(笑)
中学生なのと、家庭の事情もあってボイストレーニングにはとても通えないんです。
なので、今までネットに頼っていましたが、正しいのかわからないものばかりで、(例えば、ミックスボイスは地声を出している感覚、といっている人と裏声を出している感覚と言う人がいたり)
それで、質問させていただいたのですが、期待以上の回答をいただけて本当に嬉しいです。
未来のボーカリストだなんて…
でも本当にそうなれるように頑張っていきたいです。


文句なしのベスト回答です。 一人ですが(笑)

この回答を見たことで、大袈裟かもしれませんが未来が明るく照らされたかな~と思います。
本当にありがとうございました。

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