ミスを多発するだけではうつ病とは見なせないと思います。
ぎっくり腰は身体的な病気であって心因的なうつ病とは無関係です。
ミスが続くことは、性格的に慌てやすいとか、事前の段取りや下準備を苦手にしているとか、うつ病以外の要因が絡んでいることも充分にありえます。
仕事以外にも色々な約束で忙しすぎて仕事の精度が落ちている可能性もあります。
医師がうつ病の診断を下すときに目安とする基準は大まかに下記のようなものです。
① 2週間以上のうつ状態がある
② 気分、行動、思考、ものの見方にかかわる特異な症状を呈する
③ 日々の活動能力が低下する
④ 薬物療法、心理学的療法のどちらかまたは両方を必要とする
普段は人以上に仕事が早くて性格だと自覚されているようですから、これは日常的に生活に支障をきたしているとまでは言えないようです。
うつ病とは気分転換しても憂鬱な気分を自力では振り払えないような状態のことであって、この相談のケースでは気分転換を図れば十分に上向いていきそうなケースだと感じました。
===補足===
それと、うつ病を患っている人の多くは自分に対して決定的に自信を失っているのが普通です。
「自分なんか何の役にも立たない」と思い込んでしまうのがうつ病患者です。
あなたの場合、「人以上に仕事が早くて、かつ正確なんです。ミスは絶対といっていいほどしません」とおっしゃっています。
特に「絶対といっていいほど」という強調の言葉まで使うほどに自分に自信を持っている様子がこちらに伝わってきます。
こうした理由からも、あなたがうつ病を疑う必要はないだろうと感じました。
- 回答者:かつては心理学専攻 (質問から2日後)
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