はっきり言ってまったく関係ないです。
自分は喫煙者ですが、細かい味も材料も非喫煙者より経験上ずっと敏感です。
煙草が味覚を変えるのは吸った直後の話であって、
例えば味の濃いアメやガムを食べた直後に味が曖昧になるのと同じです。
普段は薄味ですし、添加物だらけのものも食べません。
出汁もきっちり取るし、調味料にも気を使っています。
自分から言わせてもらえば、喫煙していないぐらいで味覚自慢するなんてはなはだ迷惑です。
化学調味料だらけの食品を「美味しい美味しい」と食べている人の方が味覚音痴でないの?と思いますが。
あと、喫煙している調理師は案外多いです。有名な人でもね。ここでは書きませんが。
嗜好品はマナーとセンス。煙草に限らずね。
===補足===
今時の煙草にはフィルターが99%の商品についているので、昔の両切り煙草のように指に臭いがしみ付くような事はないですよ。
何か物をさわって臭いや多少の汚れがつくのは煙草だけではありませんし、
何かと手を洗う機会は多いですから、臭覚に影響をあたえるような臭いがつく可能性は無いに等しいと思います。
ただ、喫煙直後は確かに味覚は鈍りますからマナーの為にも食前に喫煙は控えたほうがいいと思います。
上にも書きましたが、喫煙にかぎらずアメやガム、味の濃いジュースなども同様だと思います。
間違えて欲しくないのは、非喫煙者が元々味覚感覚が優れていると漫然と理由もなく思い込んでいる人が多いという事です。
禁煙することで味覚が良くなったように感じる人は、元々味覚がさほど鋭くない可能性も沢山あるわけです。
精神的にも、喫煙行為を食で満たそうという気持ちがそう思わせている可能性もあります。
「味覚に自信がある」といって、化学調味料漬けの食事を平気で食べ、
むしろ化学調味料が入っていないと満足できない人を山ほど見てきています。
味覚や臭覚を鈍感にするのは、煙草より化学調味料の方が大きいと思いますよ。
化学調味料を口にしていない人間は、化学調味料を食べると舌がヒリヒリしてかなり長い時間麻痺しますからね。
少なくとも煙草は味に一定時間鈍感になることは確実ですが、いつまでも続くような悪影響はありません。
化学調味料漬けになっている人は、化学調味料が入っていないと美味しくないという所謂「化学調味料中毒」になっている人が多くいます。
質問者さんも生活の中で使用していないのであれば、そんな残念な人達を沢山見て来ていることでしょう。
薄味=敏感というのにもそれなりに理論は当てはまります。
味を確かめもしないで醤油やソースをかけて食べる人がどれほど多いことでしょう。
物の味を味わっているのではなく、醤油やソースなどの調味料の味を味わっている訳ですよね。
そんな人達が薄い味で満足する訳がありません。
素材そのものの味を味わっているとは到底思えません。よって敏感という表現はあながち間違いではないと思いますが。
自分としては薄味=敏感などと直球で意見をいったつもりはありませんが・・・。
ま、文字の上のことですし補足もお互い1回しか付けられないのですから、
ある程度想像したり、はしょったりしながら読んで頂くしか仕方ありません。
水掛け論になりますから。
長々書きましたが、味覚や臭覚に関しては色々な原因がある訳ですから
一概に喫煙が大きな影響を与えると思い込みすぎるのもどうかと思います。
味覚に影響をあたえる事に否定しませんが、年がら年中煙草に味覚や臭覚を惑わされている訳ではありません。
想像はご自由ですが、これを機会に考えてみてもらえるきっかけにしてもらえればと思います。