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消費税増税論者は、北欧諸国の例を持ち出して、日本は消費税が少なすぎると主張しているように思います。

　北欧諸国の国民が、高負担を強いられても納得しているのは、高福祉が約束されているからではないでしょうか。「高負担高福祉」とワンセットになっていると思います。

　では、今の日本の消費税増税の議論といえば、高負担を強いようとしていますが、高福祉を約束するものと言うわけではなく、辛うじて最低限の福祉を約束するに過ぎないように思います。

　低福祉を実現するために、負担は北欧諸国並みの高負担では、納得する人は少ないのではないでしょうか？

　北欧諸国の例を持ち出しながら、消費税率が低すぎるので、消費税率を上げるべきだという主張は、この意味において、少し的を外れているような気がします。

　正直、低福祉すらもままならない状況だから、消費税を上げるべきと言ったほうがすっきりするのではないでしょうか。

質問者：匿名
質問日時：2010-01-11 16:49:47
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