ご主人様のおっしゃるとおりワンフロアー生活のほうが良いのではないのでしょうか。
予算的に見て、都市部での購入を考えていらっしゃると思います。
持病がおありなら病院まで自力で行かれることを考えなくてはなりません。マンションでも土地の所有権つきならば建物は壊れても土地の権利を売っていくらか用立てることは出来ます。中古のマンションの場合評価額は土地の価値そのものといってもいいくらいに、建物自体はそんなに高くは評価されません。(一戸建てでも同様ですね)
一戸建ての場合、将来的に年をとった時、二階部分は使用できなくなる可能性が高いです。物置と化していきます。平屋で広いところを探せば当然交通の便は悪くなる、もしくは価格が高くなりますよね。
将来、車が運転出来なくなったときのことを考えたら、公共交通機関のみの移動で病院に行くことが出来る場所と考えると、マンションのほうが探しやすいと思います。
修繕積立金ですが、毎月払うので損しているように感じられますが、給排水管の共用部分やエレベーター、外壁、廊下等の共用部のメンテナンスは管理会社や管理組合でしてもらえます。今のマンションは共用部は保険にも入っています。
それに毎年上がっていくものではなく、通常はよほどひどい管理をするか、大きな修繕工事でもしない限り、変動はしませんし、上がったとしても十分に対応できる程度です。過去の管理費等の金額の変動は聞けば教えてもらえると思います。
一戸建ての場合、なにかあったときは全て自分持ちですので、意識して貯金しておかなくてはなりません。
占有部分に関しては自前ですが、購入時に、専有部分の給排水管の交換をしてしまえば、30年くらいは何もしなくても快適に暮らせると思います。
マンションの場合、上下階の住人や隣近所にどんな方が住んでいるのか判らない場合が多いですので、何回もいろんな時間帯に見学に行くことをお奨めします。ペットの飼育の可否。子供が多い、少ない。お年寄りが多い少ない。交通量や人通りなども見ておくと良いでしょう。これは一戸建ても一緒かも^^です。
高層マンションが流行っておりますが、三階以上の部屋はあまりお奨めしません。音は上に上がるので、二階や三階よりも、四階から上の階の方が五月蝿いです。
エレベーターか止まったときにも三階くらいならばなんとか上がり降りできますが、それ以上はきついですね。火事等のときも二階や三階ならはしご車が十分に届きます。
上層階のメリットは実は眺めが良いことだけだったりします。日当たりを考えたくなりますが、それよりも部屋の中に、自然の風が十分に通るかどうかのほうが問題になります。窓が開けられないとか、ベランダに洗濯物が干せないとか、場所によってベランダでガーデニング等を禁止している又は制限のあるところもあるので、調べた方が良いでしょう。
テレビなどは地デジ対応の終わっている物件を探せば、受像機のみの購入で問題ありません。
角部屋は価格のわりに広いところが多いのですが、エレベーターホールの前だったりして住んでいると夜中に五月蝿く感じられたりするので、要注意です。
角部屋や最上階、一階の部屋は四方を部屋に囲まれているところに比べると、冷暖房が効きにくい部屋になります。特に暖房は影響します。結露も出やすいです。
隣の部屋の音というものは、家具の配置しだいで、ほとんど気にならない程度に出来ますが、上階の物音はかなり響きます。
気にしないか、引っ越した後、上階の人と顔見知りになっておいたほうが後々楽です。
駐車場も確保が難しい場合が多いです。必要なら事前に調べることが必要です。自転車、バイクも同様です。
管理形態によっては持ち回りの役員等、当番制になっていることもあるので、確認が必要です。
一戸建てのメリットはなんと言っても自由です。
建物のメンテナンスをするもよし、しないもよし、本人の自由です。
庭があれば車を止めようが、バイク、自転車を置こうが、ジャングルのようにしようが、道路や他人の土地にはみ出さない限りは自由です。
場合によってはご近所付き合いすらやってもやらなくても自由です。
但し、購入時に私有地の境界線や、地盤の強弱、建物の建蔽率、容積率など一度きちんと確認が必要です。もし万が一地盤沈下等の問題が起きても、一戸建ての場合自己責任になってしまうことが多いです。不動産屋さんに確認を取っておけば少なくともそのような危険がある土地ならば説明があるはずです。
危険を隠して販売したとすれば訴えることもできます。
住んでからリフォームしようとしたら、法律の関係で、建て直し不可の土地もあるので、確認が必要です。
くだくだ書きましたが、ご自身で納得いくまで熟考をお奨めします。