勝間さんの「お金は銀行に預けるな」がかなり売れていたため、どんな内容だろうと興味を持って読み始めたのですが、最初の数ページを読んで、「あ、結論ありきで、ちょっとミスリードしているな。」と感じたので、読むのを止めてしまいました(ウソじゃないけど、ある統計データの説明において、リアルな現状を鑑みて把握すべき統計データを、自分の主張したい内容に沿うようにつまみ食い的に説明をしているくだりがあったので)。大衆受けする本を書く分には、それで結構ですが、いろいろ事情を知っている人間には、やや浅薄さを感じます。
それ以外に雑誌等でコラム等を読みましたが、いわゆる「進歩的な考え方・経済的独立の確立」のエバンジェリストですね。確かにもっともだと感じる主張もありますが、自分にとっては、おおむね彼女のオピニオンは不要(必要性は5%未満)。
勝間さんの意見に同調したり、勝間さんのような人を目標としている人は、必要に応じて勝間さんの考え方を取り入れればよいのではないでしょうか。
香山さんは、あまり著作も読んだことがないので、自分が香山派とも断言しかねます。