今回逮捕されたのはあくまでも死体遺棄容疑なんですよね。
でも、行徳警察が捕り逃がした、被害者が外人だった、親がステイタスのある人だった、と何かと扇情的なゴシップの的になる人でした。
マスコミの報道の過熱は今に始まったことじゃないですよね。ロス疑惑も、和歌山のカレー殺人も、松本サリン事件、オウム真理教のニュース、何でこうやって過熱報道するか、
答え簡単です、視聴率が稼げるからです。
いまや犯罪も立派なエンターテインメントなんですよ。どれだけ扇情的に、且つ大げさに報道するか、それは週刊誌をはじめとする出版報道でも一緒ですね。
人が死のうが逮捕されようが関係ないんです。
オウム真理教関連の坂本堤弁護士一家殺人事件でのTBSのとった行動、松本サリン事件でマスコミ全社が取った被害者である河野義行さんに対する異常なまでの偏見に満ちた犯人扱い、ロス疑惑で逮捕寸前まで行動を共にしたテレビ朝日の態度、ショーケンこと萩原建一が逮捕される寸前まで独占インタビューを取っていた局(これが何処か思い出せません)、マスコミのモラルのなさを序実に表わしてますね。
今、犯罪は芸能なんですよ。
それを興味本位で見る多くの視聴者がいる限り、恒久的に続くでしょうね。