「ミスを恥と思うな」
という言葉を口にする、その人物の「日頃の行ない」によりますね。
超自己中のおっさん・・・・ということですので、そういう方が仰った言葉なら
私にも素直に聞こえないでしょうね。
ただし、素直に聞けば・・・・
「聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥」
なんていう格言がありますが、似てますね、この格言に。
確かに、誰しも「ミスをしたら恥ずかしい」と思うはずです。
だから、少し言葉の選び方が間違っていると思います。
正しくは・・・・
「ミスや失敗を恐れるな。恥をかくことで経験を重ねよ」
だと思います。
トライ&エラーは経験を積むという意味で必要なことではあります。特に今のような景気ですと、多くの人が守りに入ってしまい、なかなか新しいことにチャレンジしたがらなくなりますけど、こういう景気だからこそ、チャレンジする精神が貴重だとは思います。失敗を恐れて、突破口を開こうとする思い切ったことが必要だというのは、実感しています。その失敗をちゃんとフォローしたり、一緒に苦労したりすることを厭わない上司や仲間が、こんな言い方をしていたら素直に受け止められるんじゃないでしょうかね?
===補足===
評価およびコメントをいただき、ありがとうございます。
まあ、感覚のズレている人ってのはどんな組織にもいますよ。
余談の部分のコメントについてですが・・・
「結果は問題じゃない」とは私も思いません。
結果を受け止めて、反省材料にすることは極めて重要なことだと思います。
そうでなければ、チャレンジの意味はない。
あなたが仰っている「こんなおっさん」の言葉は、果敢に新しいことにチャレンジして、
結果を検証し、いわゆるPDCAを行なってこそ「価値あるチャレンジ」になります。
PDCAを廻していくことができない組織というのは、生ぬるいというよりも、邪魔なだけですね。でも、あなたのような真面目な人がいるってことは、あなたおいる会社も決して捨てたものじゃないと思いますよ。このおっさんの存在であなたが腐ってしまいさえしなければ、まだまだ見込みあるんじゃないかな。